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2020年02月21日09:11

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芸十夜・読了

昨日は、いつもの様に起きてかみさんと朝食を取る。

朝からカレーコロッケ・・・美味い!
終えて、メールの整理をして、かみさんは実家に戻る。

こちらは、雑用を片付けて、【らくだ】の稽古を後輩諸氏にメールで送る。
たぶん一時間くらい掛かるので、これが後輩に正式に移す最後かも?
談志師匠から教わって結構多くの後輩に移しました。

この噺は上方から、三代目・小さんが持って来て、その後 色々な落語家が口演してます。
圓生:小さん:馬楽:馬生:談志と生で聴いてます。録音では、志ん生も聴いてます。(敬称略)

雑用が一段落したので、気分転換に泳ぎに行く。
相変わらず、ジャグジーに30分浸かり、ストレッチをしてプールへ。
25m泳ぎ・75m歩く を7本(もう少し出来そうですが体力が弱るとね)をこなす。

帰宅して、たまっていた本を読む。
【芸十夜】八代目・坂東三津五郎と武智鉄二の芸に関する対談です。
私の持っているのは、駸々堂から発売されたもので、初版のものです。サイン入りです。
一夜・一夜 毎晩の様に読んで十日間で毎年 初めて読む本にして一昨年の入院以来で久し振りに読みました。
いつもながら勉強に成ります。能は特に『神に捧げる芸能』なので、位取りの大切さが良く解ります。
また、義大夫(浄瑠璃)語りは、明日の事は考えない芸能だ! と云う事が良く解ります。
最近は、時代の変化と共に、「質」も随分変わって来た様です。
そこ行くと落語は江戸の昔 櫛屋の職人・京屋又三郎が「金が欲しい〜〜!」と言って始まった芸能です。

しかし 音遣いや息の詰め方などは、随分勉強に成ります。
後輩諸君にも読んで貰いたい一冊です。

*最近の版は出て来る人物が解らなくなってきているので注釈が付いてます。
私は、ここの出て来る名人上手の書いた芸談を随分読ませて貰いました。

この本は、五街道雲助兄さんにススメられて読み始めました。
兄さんは、落語家に成ってから、武智塾(歌舞伎のいろはと演技術を習ってます)で学んだそうです。

私も武智氏の古希記念の公演を歌舞伎座で拝見しております。
「平家女護島・俊寛」と「恐怖時代」を見てます。
この時の俊寛は、確か延若で船を見送り花道の切り穴に落ちる。と云う演出が有りました。
後年 仁左衛門がこの演出を取り入れてました。
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