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2020年02月17日09:11

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一期一会

つくづく【芸】は一期一会ですね。

昨日 二月歌舞伎座の昼の部を見に行きました。三階 四列 15番
13世・片岡仁左衛門の27回忌追善興行です。
*この丈とは、色々不思議な縁が有って楽屋で「嵯峨談語」にサインを頂きました。
息子三人・孫二人・そして曾孫が一人 昼夜に分かれて出演します。
*愛之助は四国の美術館?で 座頭(ざがしら)の芝居をしています。

15世・仁左衛門が菅相丞を務めるので、おそらくこれが最後に成ると思い昼の部にしました。
*「道明寺」は、動きが少ない分だけ余計に疲れると・・・13世の芸談で読んだ様な・・・。
お歳も75歳ですので体力の限界だと思う。
*実際には」、見た目は若く 孫の千之助と恋人同士でもいける様な気がした。
この芝居は、なかなか出ない芝居で、菅相丞は13代目と15代しか知りません。
*写真で八代目・幸四郎と17代・勘三郎が遣った様です。
「加茂堤」「筆法伝授」そして「道明寺」の半通しで、前に見た時は、この後に「車引き」「佐太村」「寺子屋」でした。

今回は「道明寺」の感想を書き留めておきます。

覚寿は、延若・梅幸・芝翫・玉三郎と見てまして、今回も玉三郎でした。
高名な評論家の方が、動き過ぎで「世話物みたい」と云う評を書きましたが・・・
昨日は、動きを殺して「情で勝負」みたいな雰囲気を醸し出してました。
が、前期三人より「ニン」に有りません。でした。

苅屋姫は、玉三郎・秀太郎・孝太郎を見てまして、今回は孫の千之助が務めてます。
まだまだ未熟で初日見た方が酷評してました。
大丈夫かな? と思いつつ序幕の「加茂堤」で色気が無く、姫の袖使いもまだまだでした。
*女形の人では無いのでしょうが、胸の使い方をもっと勉強して欲しい。
これは、斎世親王の米吉にも言える事ですが、まだまだ勉強不足です。

長丁場の場面ですが、観客が芝居を楽しもう、と云う雰囲気が場内を支配してました。
ワキの役役が、見た中ではまだまだ二番手・三番手でしたがかえってそれが良かったです。

芝翫の判官代輝国も梅玉(当時・福助)の爽やかさに軍配が上がります。
そして、仁左衛門の道真が今回も群を抜いて良かったです。
身体がきつくなっているせいでしょうか? 「畳の合い引き」を使ってました。
公家独特の座り方が難しいそうです。足の裏と裏を合わせる。
木像の菅相丞は、左足・右足 と出して次が右足・左足と出し、本物の菅相丞は絶えず左足から出てました。

新型コロナウィルスの影響で観客動員が心配されましたが、昨日の日曜日は空いてる席は三階はありません。
そして、一幕見もいっぱいでした。

偽迎いが片岡亀蔵・親子二代でこの役を見てますが、愛嬌が有り、しっかり笑いを取ってました。

奴宅内の勘九郎も悪くは無いのですが、先代宗十郎の身体から出てる可笑しさに軍配が上がります。

そして、極めつけは菅相丞の花道の引っ込みで、感極まった仁左衛門が本水(涙の事)を流してました。
初めて見ました。寺子屋でぎりぎりの松王を見てますが、さすがに涙は・・・。
*17代目勘三郎の松王でホンミズも見てます。
良い追善に成っているのだなぁ〜! と思いました。

@大道具で気になったのは、階段に手すりが有りませんでした。
*本当はきちんとした名前が有るのでしょうが、浅学ですみません。
果たして変えて良いものなのか? 疑問です。高名な方もなにも言ってませんでした。
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