昨日はなにか時間に追われてる一日でした。
暦の上では「立冬」だそうです。朝晩は確かに寒いでね。
で、マフラーを出す。しかし 日中は小春日和でしたね。
朝食を採り、雑用を片付けて9時少し前に家を出て鶯谷から歩いて鷲神社へ。
早く行ったつもりが、境内では無く外に行列が出来てました。
宝舟の「よし田」さんへ(寄席文字の橘右之吉師のご実家)陣中見舞いの「お煎餅」を持参する。
お参りをして、「かっこめ」を買い、縁起熊手を求める。ご祝儀を渡して手を〆る。
やはり毎年の吉例をしないと・・・年が越せないんですね。
帰りも鶯谷駅まで歩く。
帰宅して熊手を置いてオペラグラスをカバンに入れて歌舞伎座・一ト幕見へ。
「髪結新三」だけで2000円(映画より高い)34番の札を貰って四階へはエレベーターで。
けっこう時間ギリギリだったのですが・・・。
菊五郎の新三は何回か見てますが、迎えに来る小僧が孫の丑之助 歌舞伎の良いところです。
辛口だと、後輩には勧められない・・・なにか全体的にもたもたしてました。
大家が團十郎だった時が一番良かったですね。
なにか「平成歌舞伎の終焉」を見てる様でした。
左團次の大家は、何回か台詞につまりました。どちらかと云うと弥太五郎源七ですね。
その源七は團蔵(彼も古希です)。でしたがやはり菊五郎に遠慮してる様なところが・・・。
大家女房・萬次郎も七十歳で白子屋後家・魁春も七十歳。若手を育てなかった弊害が出てきてます。
ここらあたりで、仮名手本忠臣蔵のお手本と若手の公演を二ヵ月続きでやるべきですね。
今更ですが、勘三郎・三津五郎・福助を失った穴が大きいですね。
*福助は徐々に身体が回復してる様です。お正月の公演のポスターに名前が載ってました。
前にも書いたかも知れませんが、国姓爺の錦祥女なら来年でも出来ると思うのですが・・・。
役名 お手本 若手
判官 梅玉 勘九郎
師直 吉右衛門 海老蔵
顔世御前 時蔵 七之助
若狭之助 團蔵*三津五郎 彦三郎
由良之助 仁左衛門 幸四郎
勘平 菊五郎 菊之助
お軽 玉三郎 梅枝
定九郎 左團次 松緑
お才 魁春 猿之助
お石 秀太郎 孝太郎
本蔵 白鸚 芝翫
戸名瀬 藤十郎*勘三郎 時蔵か雀右衛門
@一人一役大顔合わせ 若手は本来は30代・40代だけにしたかったのですが・・・。
猿之助一座をあまり見て無い事が良く解りました。
皆さんのお考えも教えて下さい。
お手本は見たモノの中から選びましたが、若狭之助とお才は未見で、忠臣蔵はどの役が来ても・・・。
*がまだまだ生きられる方です(涙)
歌舞伎座・夜の部 辛口の感想 は暫くお待ち下さい。
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