昨日は歌舞伎座 昼の部 三階 2列40番で観劇
☆通し狂言 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
序 幕 加茂堤(かもづつみ)
桜丸: 菊之助 上々吉 さわやかです。
八重: 梅 枝 上々半吉 後ほしいのは色気ですね。
斎世親王:萬太郎 上々半吉 後は、自分が一番偉いんだと云う自覚。
苅屋姫:壱太郎 上々半吉 初々しい赤姫でしたが、手の位置が・・・。
三善清行:亀 寿 上々半吉 端敵役が板につき始めました。
*全体的にわくわく感のある序開きでした。
二幕目 筆法伝授(ひっぽうでんじゅ)
菅丞相: 仁左衛門 極上々吉 今はこの優しかこの役が出来る人はいません。
武部源蔵 :染五郎 上々半吉 塀外はもう少しはじけても・・・。
梅王丸: 愛之助 上々半吉 あと一味・・・なにかが足りない。
戸浪 :梅 枝 上々半吉 色事でしくじった夫婦には残念ながら見えません。
左中弁希世: 橘太郎 上々吉 本日一番の殊勲賞です。
公家(三枚目)敵がこれだけ動けると芝居が楽しく成ります。
腰元勝野 :宗之助 上半吉 この人も色気不足です。
三善清行: 亀 寿 上々半吉 通しだと役が変わらないほうが親切です。
荒島主税 :亀三郎 上々吉 声が良いですね。憎ていなのが良いですね。
局水無瀬 :家 橘 上半吉 元来が女形では無い様に受け取りました。
園生の前 魁 春 上々半吉 時たま歌右衛門が見えました。
*重たい場面ですが、橘太郎のちゃり場で救われました。
三幕目 道明寺(どうみょうじ)
菅丞相: 仁左衛門 古今無類 親父様以上でした。
立田の前 :芝 雀 上々半吉 やはり色気不足です・・・かね。
判官代輝国 :菊之助 上々吉 捌き役も出来そうです。
奴宅内 :愛之助 上々吉 ご馳走役までもう一息ですね。
苅屋姫 壱太郎 上々半吉 終いの方は柱を使った見得が、もう一つ。
贋迎い弥藤次 :松之助 上々吉 三枚目の敵役はお手の物に成りました。
宿禰太郎 :彌十郎 上半吉 もう一つ 役どころを把握して無い様な・・・。
土師兵衛: 歌 六 上半吉 老け役はこの人になりつつありますが、
以前見た。澤村小伝次の印象が強いので・・・。
覚寿: 秀太郎 上々半吉 今 この辺の役どころはこの人の専売です。
やはり、梅幸・延若・芝翫と比べると・・・。
*もう暫く、この芝居は見られ無いですね。
大顔合わせで、覚寿を藤十郎か菊五郎で見たい。
立田の前:時蔵 輝国:梅玉 刈屋姫:菊之助
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