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2020年01月21日06:42

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「月が綺麗ですね」 "The Invitation"

お友達が教えてくれた「16 Personalities 性格診断」をやってみた!
結果は、ENFP-A「Campaigner(広報運動家)」でした。

+*+-+*+-+*+ (^-^*)♪ さて。

「広報運動家」の性格を説明する章の最初に、Oriah Mountain Dreamer(オーリア・マウンテン・ドリーマー)の詩 "The Invitation" の一節が引用されていた。
It doesn't interest me what you do for a living.
I want to know what you ache for – and if you dare to dream of meeting your heart's longing.
It doesn't interest me how old you are.
I want to know if you will risk looking like a fool – for love – for your dreams – for the adventure of being alive.

あなたの仕事が何か、興味はない。
私が知りたいのは あなたが何を願っているか
その願いをかなえる勇気があるかどうかだ。

あなたの年齢に興味はない。
私が知りたいのは あなたが愛のために、夢のために
生きるという冒険のために ばかになれるかどうかだ (訳:小沢瑞穂)

まさしくそう、で、心に残ったものだから、気になって調べてみると、オーリア(オリア、オライア)は、カナダの作家で、ケースワーカーとして働き、伝統的なシャーマンの訓練を受けて「山の夢」という名前をもらった . . . という女性だった。
http://www.oriahmountaindreamer.com/

彼女の本のタイトルにもなっている "The Invitation" (1999年)は、インターネットで広まり、15カ国語(いまはもっと多いかも)に翻訳されたそうだ。
日本では2001年に小沢瑞穂さんの翻訳で、『ただそれだけ』という邦題で出版されている。(サンマーク出版)

すてきだと思う人が多かったんだろうな。
"The Invitation"の詩は、あちこちで紹介されて、日本語でも『招待』『誘い(いざない)』などのタイトルで引用されている。
そして、なんと、詩の作者は、ネイティブ・アメリカンの古老とか長老、と書かれていたりしている。出典、調べたらすぐにわかるのに!! (ぷんすか! 笑)

「美しい唇であるためには、 美しい言葉を . . . 」という言葉が、オードリー・ヘップバーンの作とされたり、『アッシジのフランシスコの平和の祈り』が、実際にはフランシスコのものじゃないのと同じような感じかな . . . 。

そういえば、夏目漱石が英語教師だったときに、「I Love You」を「月が綺麗ですね」と訳せと言ったという話にも、実はソースがないそうだ。

物語や人物、テキストそのものに力があるときに生まれやすい伝説やフェイク . . .
そんなことも心に止めながら、祈ったり囁いたりしたいな。

  Lord, make me an instrument of thy peace.
    かみさま、かみさま、わたしをあなたの平和の道具(楽器)にしてください。

  「月が綺麗ですね」三日月三日月三日月  (^-^*)♪


『The Invitation』もとの英語の全文と小沢瑞穂さんの日本語訳、こちらのページに載せておきます。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968293079&owner_id=1670149


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