江田五月死去への野党の反応　の雑感

■江田五月氏死去、８０歳＝参院議長、法相など歴任
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多くの野党代議士が「尊敬する先達だった」と哀悼の意を示しているのだけれども、そうであったのなら　江田の顔を立てて加計学園問題はそっとしてやれば良かっただろうに　とか思ってしまう。

自らの選挙区である岡山の加計学園のために、江田が獣医学部新設に尽力していたのは周知の事実。１６年で引退を決めた江田にとっては、いわゆる「最後の置き土産」的なものだっただろうと。

そんな獣医学部を、江田が引退したすぐ翌年に、政権を追い詰めるネタになりそうだからと　安倍総理の陰謀話に仕立て上げて　潰しにかかったのが今の野党の面々。新設の決定が覆ることはなかったものの、江田の最後の置き土産は、あらぬ汚名を着せられた形での開設になってしまった。江田の心中はどんなだったのだろうか。

もちろん「それはそれ、これはこれ」なのだろうけれど、あの時に大騒ぎしていた連中が　哀悼の意を示しているのを見ると、何ともいえない気持ちにはなる。政治の世界は非情だ。