経済学者が転売について正論「転売屋が悪いならヤフオクもメルカリも禁止だ。プラモやってるガキはそんなことも分からんのか」
http://www.anige-sokuhouvip.com/blog-entry-44923.html
誰かと思ったら池田信夫だった。で、当然のごとくツイッターが炎上してクソリプだらけになったことにブチ切れた池田が、自身の運営するブログサイト「アゴラ」にアップした文章。
転売はユーザーの利益になる
https://agora-web.jp/archives/2052405.html
「モノの値段は需給バランスで決まるので、転売で値段が上がっても文句を言われる筋合いはない」「定価や希望小売価格はメーカーが勝手に決めているだけで、むしろ独占禁止法違反である」みたいな内容なのだけれども、転売屋は メーカーが不当に決めた定価よりも さらにエグい値段で売っているわけで、そのどの辺がユーザーの利益になっているのだろうか。理解に苦しむ。
もし池田が「市場原理的に正しい=ユーザーの利益になる」と考えているのであれば、さすがに原理主義的過ぎると言わざるをえない。原理原則だけでは解決できない問題ばかりだからこそ、経済学者は日々頭を悩ませてるのだろうと。
まとめサイトは池田を経済学者と呼ぶ。確かに東大の経済学部卒ではあるし、SNSでことあるごとに経済のネタを振っている。しかし、評価されているのは大学卒業後に就職したNHKでの業績であるし、博士号が授与されたのもメディア研究での論文。池田を経済学者と呼んでいいものなのだろうかと。
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