菅政権の国会延長拒否で 首相、三原じゅん子氏、平井卓也大臣「10年前の投稿」がブーメランに!
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c214b6e323d8da99cadd1e8cd56f62adeba0ae
・鳩山由紀夫に代わって首相になった菅直人だったが、小沢一郎の処遇を巡っての問題や参院選での大敗などから、党内での求心力を急速に失っていた。
・震災発生。内閣支持率が25%を割り込むに至り、与野党ともに倒閣の動きが始まる。
・倒閣の動きを察したカン内閣は、国会を早期に閉幕させることで時間を稼ごうとした。
・このカン内閣の動きに自民党は反発。その時点では 復興の財源となる特例国債発行の目処も立っていなかったことから、民主党内の反カン派を巻き込んで、国会延長を求める動きが起きた(記事にあるスガ総理らのブーメラン云々はこれ)。
・対立はますます激化。自公と民主党反カン派によって内閣不信任が成立する一歩手前にまで至ったが、民主党幹部の説得により、カンが早期退陣を飲んだことから、民主党反カン派が矛を収めて不信任不成立。とりあえず国会を延長し、復興に必要な法案を成立させた上で、国会閉幕をもって退陣 という形に落ち着く。
・その後も、自公と約束していた50日延長を 勝手に70日にまで伸ばしたり、さらなる続投に含みをもたせたりと、政権への未練を隠そうとしないカン政権。退陣まで悶着は続いた。
ゲンダイや朝日は嬉々として「スガ総理がブーメラン」と言うのだけれども、こうして思い返してみると 震災後の菅直人のヤバさが際立つわけで、これはむしろ旧民主党へのブーメランではないだろうかと。
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