今年の初め頃に「蛇口の栓から感染する」みたいな話になって、ちょっとしたパニックになったけれど、結局「確かに感染する可能性はあるものの、可能性は極めて低いし、実際に感染した例はみられない」みたいな話になって、すぐに風化した。
「ジェットタオルで撒き散らされて感染する可能性」ということで、ここ一年ほどジェットタオルが使用禁止になっていたけれど、結局「可能性はゼロではないけれど、極めて低い」という研究結果が出て、少し前からジェットタオルの解禁が進んでいる。で、
■「お札のウイルス1週間生存」西村大臣、手洗い呼びかけ
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6505864
今回の場合はどうなんだろうかという話。ウィルスが紙幣の表面で生き続ける場合があるとして、それはどれくらいの可能性で起こりうるのか。そのウイルスから感染する可能性はどれくらいあるのか。実際に感染が起きた事例は存在するのか。
まぁ途切れてしまっている国民の緊張感を引き締めたい気持ちは分かるのだけれども、「正しく恐れる」という原則をぶん投げてはいけないだろうと。
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