ファイザー、一部EU諸国へのコロナワクチン供給を半減
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-pfizer-europe-idJPKBN29Q2QE
ヨーロッパにあるファイザーのコロナワクチン生産施設が、増産のための設備更新の影響で、現在は供給量が半減。もともと供給の遅れが指摘されていた中での供給量減なだけに、各国から訴訟の可能性も出ている…みたいな話。
数週間で帳尻が合うくらいの増産が可能になるのだから、全体的に見たら良いことだろうと思うのだけれども、すでに一回目を打って、21日後の二回目の摂取を待っている人からすれば、数週間後に帳尻合わされても意味がない。当のファイザーも「21日目以降の再接種では十全な効果は保証できない」と言ってるわけで、待ってる人から不満が出るのは仕方ないことだろうと。
挙句の果てに、接種が始まったばかりの今の時点では、医療関係者や高齢者といった優先度の高い人から順繰りに打っていたはずで、そういう優先度の高い人たちの接種に遅れや不備が出るというのは、かなり問題なのだろうと。
まぁファイザーの見通し甘かったと言えばそれまでなのだけれども、ではファイザーに十全な供給計画を練る時間があったかというと、それこそ全世界から「今すぐ作れ」とせっつかれていたわけで、見切り発車で多少の狂いが出るのは仕方ないだろうと。今のところ、ファイザーはよくやってると思うよ。
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