mixiユーザー(id:16600073)

2021年01月21日18:45

45 view

コンテ政権 のメモ

■イタリアで政権崩壊の危機 信任投票、かろうじて過半数
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6383998

・左派ポピュリズムの「五ツ星」と右派ポピュリズム「同盟」が連立。首相に指名されたのが法学者だったコンテ。
・しかし、当然のことながら右派と左派なので反りが合わず、とうとう同盟が連立離脱。コンテ政権崩壊の危機。
・そこに救いの手を差し伸べたのが、左派の「民主党」。連立すると上下院ともに過半数。コンテ政権は救われた。

・と思われたが、民主党はそれまで反ポピュリズムを掲げていたため、党執行部の変節に所属議員の一部が反発。
・元首相のレンツィが不満分子を引き連れて新党「イタリア万歳」を結成。
・「万歳」に民主党の上院議員を多く引き抜かれた連立政権は、上院で絶対過半数割れの危機。
・しかし、「万歳」は連立政権への参加を表明。再びコンテ政権は救われた。

・それから1年とちょっと。EUからのコロナ関連予算の使い道を巡って、政権と万歳が対立。万歳が離脱。
・これを好機と見た「同盟」が内閣不信任案を提出。
・下院は与党が過半数を超えているため、上院での結果が争点となった。

・レンツィは当初「不信任は可決される(=万歳は不信任に回る)」と発言していた。
・しかし不信任が可決して解散総選挙になった場合、同盟ら右派が勢力を伸ばし、万歳や民主といった左派は議席を減らすというのが大方の予想。そのため、解散に消極的な議員が多かった。
・結局、万歳は上院での不信任決議を棄権。不信任は有効投票数の過半数で決まるため、万歳の棄権によって不信任は否決。またまたコンテ政権は救われた。

・万歳は「政府の対応次第では連立に戻る」と含みをもたせたが、たびたび万歳に苦汁をなめさせられた五ツ星と民主には怨念が渦巻いているわけで、万歳との再連立は困難。
・しかし、上院で絶対過半数割れしている今のコンテ政権では、またいつ政権崩壊の危機が訪れるかわからない。難しい舵取りが続く。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年01月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31