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2020年10月23日17:25

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ハミルトンとペトロフの確執 の雑感

ルイス・ハミルトン、ペトロフをスチュワードに選出したFIAに不満
https://f1-gate.com/hamilton/f1_59123.html

・ペトロフは2010年代の初め頃に活躍した、ロシア人のF1ドライバー。
・速さはあったが、怪我をする前のクビサやハイドフェルドといったチームメイトに勝つことが出来ず、数年でF1でのキャリアは終了。以降は耐久レースの世界へと活躍の場を移している。

・現役最強ドライバーであるハミルトンは、黒人という出自もあって、昨今の人種差別反対運動への関心が非常に強い。
・運営に呼びかけて、F1全体として差別反対のメッセージを発信。レース前のドライバーの集合写真でも、反差別を象徴する片膝立ちポーズを主導。全体の半数のドライバーを片膝立ちに参加させる。
・さらに「(黒人女性看護師を射殺した)警官を逮捕しろ」というTシャツを着て表彰台に上がるに至って、とうとう運営がストップをかけて、「表彰台に上がる時は、レーシングスーツをきっちり首まで着た状態とする」という珍ルールが制定される。

・現在のF1では、審判団(スチュワード)の一人に、入れ替わりで元F1ドライバーを入れることになっている。
・今週末のポルトガルグランプリでは、ペトロフが審判に選ばれる。

・ペトロフはハミルトンの取り組みに疑問をいだいていることを公言している。
・曰く「ロシアでは普通 片膝立ちするのは 教会で神に祈るときと、嫁さんにプロポーズするとき。人種差別反対で片膝立ちするのは どうなんだ」「ハミルトンのTシャツアピールは、ゲイがレインボーカラーTシャツを着て、『お前らもゲイになれ』と言ってるような感じ」

・かねてよりペトロフにはブチ切れていたハミルトン。ペトロフが審判と知って、「ペトロフは何も分かっていない時代遅れの人間。なんであんなのが審判に選ばれたのか理解できない」


アイデンティティーなんて人それぞれで、人種やイデオロギーではなく 国家や社会にアイデンティティーを求めるのも一つの有り様のはず。昨今の人種差別反対運動が息苦しいのは、人種問題を至上のものとして、国家や法秩序といった価値観を優先させることを認めてくれないことだよなと。まぁさすがにゲイ云々というのはデリカシーがなさすぎる言い草だと思うけれど。
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