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2020年07月27日07:05

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7月27日の日記 の雑感

・18年 ラオス、ダム決壊
ラオスで建設中だった発電用ダムが決壊して、下流域の農村部に大きな被害が出たという事件。今回ウィキペディアで確認したら死者数四十数人で、「あれ、思ったよりも少なかったんだな」と思ったら、行方不明者が千人を超えていたというオチ。遺体の収容もままならないレベルで土砂が流れ込んでしまったということなのだろう。

工事を受注していた韓国SK建設は「想定外の大雨 不可抗力」と主張したものの、調査団は「施工不良」の判定。もっとも「水力発電による電気を輸出して外貨を得る」というのはラオスの国策で、ダム建設の責任追及していくとラオス政府にも火の粉が飛びかねない話。政府の意向もあって、被災者は決して多額とは言えない保証金で口をつぐまざるをえない ということになりそう。

ダムは補修されて、19年末からタイへの送電事業が開始された。事故が起きた前年、SKはトルコの世界最大となる予定の吊橋工事を受注していて、保守系まとめサイトでずいぶんとネタにされたものだけれども、吊橋工事は着々と進み、つい先月に主塔が完成したとニュースになっていた。こればかりは完成してみないとわからない。


・17年 民進党、野田佳彦幹事長辞任
都議選で都民ファーストが圧勝し、その煽りで大きく議席を減らした民進党。その責任をとって野田佳彦が幹事長辞職を表明、党内では「これを機に世代交代をすすめるべき」として後任に玉木雄一郎と大串博志の名前が上がった というニュース。結局どうなったのかというと、この日に党代表の蓮舫も辞意を表明して、それどころではなくなったというオチ。

その後、代表選挙を経て前原一誠が新代表になり、山尾しおりが幹事長に内定していたが、その山尾の不倫がすっぱ抜かれて、急きょ大島敦に差し替え。山尾の騒動で前原新体制が動揺していると見るや、安倍総理は奇襲的に衆議院を解散、総選挙となる。窮地に追い込まれた前原代表は 民進党まるごと小池百合子の「希望の党」へ合流という奇策に打って出るが、小池の「排除」発言によって民進党は空中分解。今現在の国民民主と立憲民主の野党分裂状態の引き金になったという流れ。

大串と玉木は共に希望の党に移り、そこで小池との共同党代表の座を巡って争ったが、投票で玉木が勝利。「希望」から国民民主党になると、玉木は代表となり、大串は離党して 後に立憲民主に合流した。17年当時の私は「民進党幹事長には玉木のほうがマシなのではないか」と書いたものだけれども、現在 国民民主党代表としてそれなりの存在感を示している玉木の姿を見ると、あのときの判断は間違ってなかったように思う。
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