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2020年01月19日07:59

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フィリピンの妖怪 の雑感

飲み相手のフィリピン国軍兵士を妖怪「アスワン」と勘違いし射殺!
http://blog.livedoor.jp/corez18c24-mili777/archives/54232279.html

フィリピンで、国軍兵士と一緒に酒を飲んでいた民兵が、急に国軍兵士が妖怪アスワンに見えてしまって発砲。撃たれた国軍兵士が死亡したというニュース。

アスワンは現地で広く信じられている妖怪。いろんな伝承があるので一概に説明はできないけれど、「翼の生えた 上半身だけの人間」みたいなビジュアルで語られることが多め。以前に見た「世界のUMAスペシャル」みたいなバラエティ番組でも、アスワンを捉えた動画として「翼の生えた 上半身だけの人間」っぽい影が空を飛んでいる映像が放送されていた。もっとも「影」の動きが軽すぎて、CGによる合成にしか見えなかったが。

>兵士は青いスウェットシャツと緑の短パンを履いていたという。

元記事の方に書かれていた、被害者の服装。わざわざ書かれていたということは、この服装であったことがアスワンと見間違えたことと関係あるのだろうと思ったのだけれども、調べてみても青と緑とアスワンの関係はよく分からなかった。

代わりと言っては何だけれども、同じくフィリピンの妖怪で、アスワン同様に翼の生えた上半身である「マナナンガル」の、日本語版ウィキペディアの参考イラストが、緑のズボンに青のシャツだった。それがアスワンのものであるかどうかは別として、青と緑には何かしらの元ネタは存在するだろうと思う。

まぁ事件のあったレイテ島というと、異常気象ということなのだろうけれど、よりにもよってクリスマスに台風がやってきて、風水害で甚大な被害を被っている。妖怪の呪いや祟りではないかと思いたくなるのも当然で、その辺が兵士の心理状態に影響したとしてもおかしくないのではないかなと。

※フィリピンに台風 上陸ー多くの田んぼで稲が全滅・クリスマスイベント中止
https://www.excite.co.jp/news/article/Global_news_asia_6049/

それはそれとして、他地域におけるペナンガランやペナンガルも マナナンガルと同じものらしい。水木しげるの描く「空飛ぶ子宮」みたいなペナンガランや、ソウルハッカーズにおける「みつばちハッチ」のペナンガルを思うと、随分と変わるものだなと。
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