■「反ユダヤ主義的」カーニバル、無形文化遺産取り消し
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5901729
・アールスト市のカーニバルは2010年に無形文化遺産に登録。
・カーニバルにユダヤ人を揶揄する山車の参加が繰り返されたため、ユダヤ人団体がユネスコに抗議。
・ユネスコは市に是正を求めたが、市側は「差別ではなく あくまで風刺」「圧力に屈しないのが カーニバルの伝統と誇り」と反発して物別れ。
・結果、12月開催の委員会での登録取り消しが確実となったため、「それくらいなら いっそこちらから」と 12月に入ってすぐに市側が登録取り下げを申請。ユネスコ側も登録取り消しを決定…みたいな話。
いや、カーニバルは昔から「毒」のあるもの。それから無理に毒を抜いてしまったら、それはもはや「全く別のもの」なのだから、文化遺産として後世に伝える意味がない。
祭りの内容を修正しなければ、ユネスコの規定に沿わないというのであれば、そもそも登録を認めるべきではなかった。これはユネスコ側の不見識だろうと。
まぁ世界遺産でパレスチナに肩入れし過ぎて、アメリカとイスラエルに脱退されてしまっているユネスコ。ユダヤ人団体の要求に応えることで、そのへんのバランスを取りたかったのかなと思わないでもない。
※米国とイスラエル、相次ぎユネスコ脱退発表 2017年10月13日
https://www.bbc.com/japanese/41605182
しかし、『「反ユダヤ主義的」カーニバル』という書き方だと、まるでカーニバル全体が反ユダヤ的であったかのようだよなと。朝日新聞は、何を思ってこんなタイトルを付けたのだろうか。
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