■ボリビア、衝突相次ぎ9人死亡 亡命大統領派と治安部隊
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5868175
・4期目出馬のために憲法改正をしようとして、国民投票で否決。
・「4選を認めない現憲法は 国際条約違反」という超理論で大統領選に出馬するものの、投票結果のあからさまな不正操作を行い、国際社会から批難。軍と警察が造反して、事実上のクーデターで失脚。
という書き方をすると、モラレス大統領が国民からも見放されているような印象を受けるのだけれども、
・国民投票は否決されたものの、49:51と 賛否は極めて僅差だった。
・大統領選挙でも、一回目の投票だけで勝利するのに足りてなかっただけ(※得票率40%以上で 次点と10ポイント以上の差が必要だった)で、得票そのものは野党候補を終始上回っていた。
大統領の出身である先住民系や、これまでバラ撒きを続けてきた貧困〜中間層からの人気は未だ根強かったわけで、クーデターに対して抗議運動が起きるのは当然だろうと。
まぁ新政権が モラレス時代並みのバラ撒きをすれば、抗議もなくなるのかもしれないけれど、モラレスのバラマキの財源であった天然ガスバブルはすでに終了しているわけで、同じことは無理なんだろうと。まだまだ荒れそう。
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