スペイン総選挙、「極右躍進」報道は一面的過ぎ。実際には、「分断」がより複雑に進む
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=219&from=diary&id=5864070
ハーバービジネスの白石和幸による、スペイン総選挙の解説記事。大きく左派に偏りがちなハーバービジネスだけれども、白石和幸のスペイン関連の記事は、思想の偏りがなくて堅実な印象。
今回の総選挙で 極端に議席を減らしたシウダダノス。中道左派と報じられることもあれば、保守と報じられることもあって、どっちなんだよと思っていたのだけれども、今回の記事にある通り「中道を標榜して政党を立ち上げて、後に保守に寄せていった」のだとしたら、報道のブレにも納得できるところ。
で、保守との接近で左派票を失い、さりとて保守としても半端だったので、保守票もVOXやPPに流れてしまった結果が、今回の大敗だったという解説。
日本なんかでも、民主党が政権を取った前後あたりは「第三極」を標榜する政党が多かったし、それなりに期待されたものだけれども、左により過ぎて吸収されたところもあれば、保守政権に寄りすぎて、存在感を失ったところもあるわけで、中道を保つことの難しさは、日本もスペインも一緒なんだろうかなと。
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