■エジプトで異例の2週連続デモ シーシ大統領の退陣要求
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民主化運動を推し進める動画を公開している人物の名前が、かつてエジプトで王朝を開いた人物と同じ「ムハンマド・アリー」なあたり、何とも言えない気持ちになる。もちろんポピュラーな名前なので、よくあることと言えば よくあることなのだけれども。
それはそれとして、「政権と袂を別った財界人が、亡命して政権批判」という構図は、サウジアラビアを批判して暗殺されたジャマル・カショギを思い起こさせる。
ジャマル・カショギは、エジプトのモルシ前政権の支持母体で、シシ現政権のみならずアラブ社会から過激派として弾圧されている 原理主義団体「ムスリム同胞団」のシンパだった。サウジによる暗殺も、カショギが 欧米で親同胞団的な団体を立ち上げを計画していたことがキッカケと言われている。
ムスリム同胞団はカタールとつながるし、カタールはイランとつながる。イランもしくはイランが支援しているフーシ派が、9月に入って サウジの石油施設を攻撃している。
サウジの指導の下に行われているカタールへの経済封鎖に、積極的に参加している国の一つがエジプト。そのエジプトでのデモのきっかけとなった ムハンマド・アリーの動画投稿は、9月になってから集中的に行われるようになった。
さてどうなってるのかなと。全部が全部つながっているというのは、さすがに陰謀論が過ぎるとは思うのだけれども、いくつかは繋がっているのかもしれない。
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