少し前のローカル新聞の記事。県内のインバウンドの実態をアンケート調査ということで、県内自治体に「Q1、外国人訪問者は増えましたか」「Q2、インバウンド効果は見られますか」という質問をしていた。
で、Q1で「増えた」と回答した多くの自治体の中で、ただ一つウチの自治体だけが Q2で「効果は見られない」と答えていた件。つまり外国人訪問者が増えているけれど、片っ端から素通りされているという話で、それはかなり重症だよなと。
…もっとも、では何か外国人がカネを落としていきそうなモノが ウチの自治体にあるのかというと、これがサッパリ思い浮かばない。地元民ですらよく分からないのに、外国人訪問者が分かるはずもないわけで、インバウンド効果なしというのも 致し方ない話なのかなと。
青森県知事 韓国客減少を懸念(2019年8月7日)
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/230140
日韓関係悪化による 経済への悪影響が不安視されているウチの県だけれども、そもそもインバウンドがなかったウチの自治体には、まるで関係のない話。失うものの何もない人を「無敵の人」と表現するのであれば、ウチの自治体も無敵ではあるよなと。
いちおう自治体も全く無策というわけでもなくて、市内にある縄文遺跡の世界遺産登録を目指して、市民を動員して盛り上げたりとかはしているけれど、いかんせん遺跡がしょぼすぎる感がある。特に日曜夕方のTBS「世界遺産」を見た後とかなんかは、「あんなスゴイのと ウチの市の遺跡が肩を並べられるはずがないだろうと」と。
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