ウチの県知事選挙　の雑感

現在、ウチの県で知事選挙をやってるのだけれど、自民党系で４期務めた現職ＶＳ野党系で市民団体の先立ちをしている歯医者のオバちゃん　という、結果の分かり切った勝負になっていて、盛り上がりはいまいち。

せめて現職にスキャンダルでもあれば　まだし勝負になるのかもしれないけれど、現職はビックリするくらい不祥事がない。酒・女・カネ、どれでもやらかしたという話は聞かないし、（少なくても市民の前では）いつもニコニコしていて、異様に腰が低いので、暴言失言の類もない。

フレッシュさで勝負しようにも、おそろしいことに現職のほうが年齢が下。どれだけ若い頃から知事をやっているのかと。

歯医者のオバちゃんは、いちおう原発や核燃料サイクル、米軍基地等で攻めてはいるみたいだけれども、ウチの県は伝統的にそういうのは効かない県民性。Ｆ３５が落ちても、反対運動とかはほとんどない。詰んでる感はあるなと。

まぁ見えてる勝負故に投票率は低いだろうから、市民団体の組織票は効果あるだろうけれど、現職側だってそれを見越して　関連団体に引き締めを指示するだろうから、やっぱり難しいのだろうと。

なんだか現職ベタ褒めみたいな日記になったけれど、個人的には「隙がなさ過ぎて　逆に深い闇を感じる」という印象。為政者としては尊敬しているけれど、個室で二人きりでお話しとかはしたくないよなと思う。もちろん、そんな機会は永遠にこないだろうけれど。