コンクリート塀の雑感・２

倒壊ブロック塀は積み増し、４０年以上違法状態
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00050028-yom-soci
>同小の１９７７年度の卒業アルバムの写真
>プールの脇に現在のブロック塀が写っているのが確認

女児生徒が亡くなった原因である違法ブロック塀が、４０年以上前から存在していたという話。写真という証拠がある以上、間違いないだろうと。

このブロック塀に関しては、「ロリコンによるのぞきや盗撮防止のための塀なのだから、女児の死はロリコンに責任がある」みたいな書き込みが見られた。

しかし、１９７７年といえば　児童ポルノ規制法どころか、その手のことが社会問題化するキッカケとなった宮崎勤の事件よりも昔の話。塀が建てられた目的は、ロリコンとは関係ないだろうと。プールが道路に面していたので、歩行者に水しぶきがかからないように建てた…とかではなかろうか。

このブロック塀に関しての噂には、他にも辻元清美のものがあって
・高槻の現市長は　高槻を地盤としている辻元清美の影響下にある
・辻元の有力な支援団体は関西生コン
・関西生コンのために　市長は市内の小学校でブロック塀の増築を繰り返した
・女児が亡くなった原因のブロック塀も　現市長になってから建てられたもの
・市長当選前に塀は存在しなかったことは、ネット情報から裏付けが取れている
・つまり、女児の死は　辻元清美のせいである

という感じで、保守系サイトで信じられていたけれど、これも１９７７年の写真の発見によって　完全に破綻してしまった。まあ「裏付けが取れている」と言いながら、誰も確かなソースを示してなかったあたりでお察しなのだが。

おそらく「高槻→辻元清美」「ブロック塀→生コン」という連想ゲームから『怪しい』という話になったのだろうけれど、怪しいだけで犯人扱いするというのであれば、モリカケのやり口と変わらない。私もずいぶんと「右」寄りなつもりだけれども、最近の右の人たちを見ると、「危ういな」と思ってしまう。