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2018年06月22日18:24

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ドンファン怪死の雑感

「紀州のドンファン」怪死事件。ワイドショーでは、「特定の人物」が犯人であるかのような報道が連日続いている。

実際「特定の人物」の言行は、とてもとても怪しいし、周辺からは それを裏付けるような証言も多く出ているし、なによりもドンファンが死亡して一番得するのは「特定の人物」。これで怪しむなというのは無理があるし、私も「十中八九 『特定の人物』が犯人だろう」と思っている。

しかし、こんな時に思い起こさなければいけないのは、いわゆる「画伯」の一件。某有名司会者のワイドショーで、風貌や言行の怪しかった被害者家族を、事件の犯人と決めつけた報道を繰り返し、後に真犯人が逮捕されて、番組が謝罪に追い込まれている。あの時も「間違いなく画伯が犯人だろう」と思っていたけれど、間違っていた。

そして、北海道の山中で、家族とはぐれた子供が 行方不明になった事件。あまりの神隠しっぷりに、ネットを中心に 家族による殺人遺棄を疑う人は多かったけれど、子供は後に無事発見・保護されている。

「こいつは怪しい、間違いない」という時ほど「危ない」もの。ワイドショーのドンファン報道、もう少し慎重にするべきではないか…という日記を書こうと思っていたら、このニュース。

「紀州のドン・ファン」飼い犬からは覚醒剤検出されず
https://www.sankei.com/west/news/180622/wst1806220035-n1.html

「特定の人物」が餌を与えることもあったことから、検出されていれば、特定人物による犯行説の大きな証拠になると見られていた。もちろん、検出されなかったからと言って、特定の人物の疑いが晴れたわけではないけれど、ワイドショーの考えていたストーリーに狂いが生じたのは間違いない。

で、多少はワイドショーも大人しくなるかと思ったら、『飼い犬から覚醒剤は検出されなかったけれど 絶対に怪しいのは特定人物』とばかりに、主に特定人物の怪しい点ばかり書かれたフリップをつかって、これまでの流れを整理していた。清々しいまでの決めつけ、なんだかなぁと思う。

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