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2017年01月22日21:18

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鉄血のオルフェンズの雑感・3

名瀬に冤罪を被せた挙句、非戦闘員もろとも降伏も許さずに一方的に殺害。これまで「愛すべきバカ」として一定の評価があったイオク様の株、大暴落の回だった。

で、イオク様が凶行に及んだ理由を、マクギリスは「三日月とMAの戦いが、見た者の心を動かした」みたいに評価をしていたけれど、イオク様がおかしくなってしまったのは、むしろイオク様の庇護者であるラスタル・エリオンの有り様のせいなのではなかろうかと。

ラスタル・エリオンは、その率直さを高く評価しているはずのイオク様に、アーブラウにおけるガラン・モッサの工作活動という、極めて汚いやり口の一部始終を伝えている。

ラスタルにしてみれば「その率直さを保ったまま 大人として一皮むけてほしい」という親心だったのかもしれないけれど、率直過ぎるイオク様にそんな細かい機微が伝わるわけもない。むしろ「ラスタル様もやっていたのだから、自分も汚い工作に精通しなければいけない」みたいに極端な解釈をしてしまった可能性は高いだろうと。MA戦の責任問題でラスタルに叱責されて、我を失った後であれば特に。それが今回のイオク様の凶行につながったのではなかろうか。

であるとするなら、無駄に犠牲者を出しただけのように思われた、鉄火団のアーブラウ防衛戦だけれども、ラスタル・エリオンの片腕であるガラン・モッサを死亡させ、ラスタルが次世代の正統派リーダーとして育成してきたイオク・クジャンを「壊して」しまったのだから、相手にも相応の出血は強いたことになるのだろうなと。
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