「センテンススプリング」「文春砲」「ゲス不倫」……『新語・流行語大賞』候補発表
http://getnews.jp/archives/1556054
鳥越俊太郎氏 「流行語大賞」選考員会から名前消滅
http://news.livedoor.com/article/detail/12297559/
で、鳥越のいなくなった流行語大賞候補。政権批判ワードは「日本死ね」「新しい判断」、広く解釈すれば「マイナス金利」の3つというところだろうか。政権批判だけ14〜15もノミネートされていた昨年に比べると、ずいぶんとトーンダウンした印象。
だから政権批判の元凶は鳥越だった…という見方もできるけれど、鳥越以外の審査員の顔ぶれを見ても、選りすぐり安倍アンチばかり。鳥越に引っ張られただけとは思えない。都知事選での鳥越の悪目立ちで、流行語大賞の偏りっぷりも再注目されてしまったので、今年は大人しくしているだけなんだろうなと。
政権批判が10以上もノミネートされていたのは昨年だけなので、「昨年は例外 参考にならない」という見方もあるのだけれども、2013や2014もノミネート数は少ないものの、代わりに「アホノミクス」とか極めて香ばしいワードが突っ込まれていたわけで、やはり今年はトーンダウンしていると見てよいのではないか。
もっとも、これまで50だったノミネート数が、今年から突然30に減っていたので、そこは割り引かないといけないだろうけれど。
ノミネート数が減った理由はよく分からない。毎年50も流行語をピックアップするのが辛くなってきたのか。政権批判を好き放題盛り込めなくなって、審査員のモチベーションが低下してしまったのか。どっちにしたところで、審査員の感性が、リアルの流行と合わなくなってきているのは間違いない。いっそ審査員を総入れ替えすればと思わないでもない。
もっとも、そも主催であるユーキャンが、偏った審査員を集めてきて、偏った審査も特に問題にしてないのだから、そもそも「そういう人達による そういう賞」なのだろうと、
まぁ大幅な入れ替えは無いにしても、現状干されつつある鳥越に関しては、このままフェードアウトのような気がする。鳥越にとって痛かったのは、選挙で負けたことでも、文春砲を食らったことでもなく、右往左往する言説でジャーナリストとしての信用を完全に失ったことだよなと。年齢的にしかたないところもあるのだけれども、
鳥越俊太郎氏 東京都知事選後の生活に変化「正直、仕事は減りました」
http://news.livedoor.com/article/detail/12286046/
今年の大賞どうなるだろうか。一つだけというのなら「君の名は。」で何の問題もないのだけれども、ここ数年W受賞が慣例になっているので、相手探しが難しいところ。もう数年前の「アベ政治」「ダメよダメダメ」と同じように、合わせ技一本で「君の名は。」「斎藤さんだぞ」にしたらどうだろうか(投げやり)。
しかし、「君の名は。」が受賞したら、またテラスハウスの人が発狂してしまうなと。まぁ年度末は、いろいろと受賞ラッシュのはずだから、ユーキャン無くても発狂待ったなしなのだけれども。
『この世界の片隅に』をベタ褒めしたテラスハウス放送作家「『君の名は』のどこに「深くて重いテーマ」が内包されているのか誰か教えろ、もしあったなら俺の負けだ土下座する!ないならそれを「名作」とは呼ぶな!」
http://yaraon-blog.com/archives/95281
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