ツッコミ
周辺部族をいくつも従えるような権力者なんて、少し調べればすぐに見当つくというか、むしろ知らない人間はいないはずなのに、何年かけても「あいつは一体誰だったんだ…」だった、コナンのリサーチ能力の低さ。まぁコナンの元奴隷設定を削ってしまった皺寄せなのだろうけれど、もうちょっと上手く辻褄合わせられたのではないか。
コナンと修道女のセックス。修道女の方は普通に朝起きられたのに、ぐっすり寝入ってしまっていたコナン。修道女のほうがスタミナがあるのか、それともコナンが吸い尽くされてしまったのか。どちらにしたところで、修道女がスゴいなと。
スターウォーズに出て来そうなくらいデカい城なのに、出てくる衛兵が両手で数えられる程度だった件。いくら地下にモンスターを配置しているとはいえ、さすがに人出が薄すぎるだろうと。
感想
有名ファンタジー小説のリブート映画化。旧版はシュワルツェネッガーだった。
シュワルツェネッガーのに比べると、スタイリッシュではあるのだけれども、ストーリーや世界観に一貫性が欠けていて、妙にチグハグな感じのする作品。同じ古典SFであれば、「ジョン・カーター」の方が、未だし重厚だったような気がする。
もっとも、つまらないという訳でもなくて、余計なことさえ考えなければ、普通のB級アクションとして十分に見られる作品。地上波で放送していたら、暇つぶしとして見るのは良いかもしれない。割と色っぽい感じのコナンなので、イケメン好きにもオススメできるかもしれない。
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