新国立に和風2案 A案 法隆寺vsB案 縄文遺跡
http://www.nikkansports.com/general/news/1579510.html
木を使った和テイストとか、一流デザイナーにしては発想が安直すぎるだろう…とか思っていたら、そもそも募集要項に「木を使う」「日本らしさを出す」が入っていたらしい。安直だったのはデザイナーではなく役人。
当初のデザイナーのザハ・ハミドは、「条件が合わない」と今回は見送り。設計施工一括の辺りで、組んでくれる大手施工業者がいなかったのか。木とか和とかの縛りがアレ過ぎて、デザイナーとしての矜持が許さなかったのか。
まぁ保守的で質実さが求められがちな日本、ザハ・ハミドは過ぎたデザイナーだったと思う。
新国立、森氏のB案肩入れ発言 「立場分かっているのか」大臣や関係者批判
http://news.livedoor.com/article/detail/10957255/
またしても舌禍の森喜朗。ワイドショーのコメンテーターは、『森がわざとB案支持を表明して その後にA案を採用することによって 森の影響が及ばない公正な選考だったとアピールする意図ではないか』という見解を示していた。
もちろん、全くありえないとまでは言えないけれど、森がそんなに知恵の回る人だったら、こんなに沢山の舌禍事件を起こしたりはしないだろうと。自分の発言の影響力に無頓着どころか、むしろ「影響力を及ぼして何が悪い」とか、突き抜けたことを考えてそう。
まぁ森喜朗の真意はともかくとして、委員会としてB案を選びにくくなったのは間違いない話。B側にしてみれば、とんだ疫病神になったなと。源行家並に剃髪した意味がない人間。
とりあえず、私はA案の方が目に優しくて好きだけれども、採点基準は「工期予算のさらなる縮小」にウエイトを置いているみたいなので、どうなるものかと。
それはそれとして、定番画像ネタ「縄文VS弥生」を思い出したのは、私だけではないはず。
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