７０年談話の雑感

１つ目
■安倍首相の戦後７０年談話全文
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3566834
>子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません

発表前は「過去談話の文言をどれだけ盛り込むのか」ばかり議論されていたけれど、これくらいハッキリ立場表明されると、多少の文言の有無は枝葉末節でしかない。今にして思えば、ずいぶんつまらないことを議論していたものだなと。


２つ目
「韓国が『もういい』と言うまで謝罪を」鳩山氏発言に韓国ネットが再び感動
http://www.recordchina.co.jp/a116503.html

多くの日本人から侮蔑されている鳩山由紀夫による、談話発表の直前の、談話とは真逆の内容のコメント。中国や韓国は大絶賛だろうけれど、日本の世論に対しては逆効果でしかないよなと。鳩山から安倍への熱い援護射撃。


３つ目
沖縄タイムス社説　[戦後７０年談話]主語漂流　真意はどこに
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=128674
韓国政府関係者　「安倍談話は問題にするのが難しい巧妙な表現を駆使」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/08/15/2015081500398.html

それが良いことか悪いことかは別として、相手に隙を見せない玉虫色の官僚的作文としては、良い出来だったのは間違いない。安保法制や原爆記念日で、隙の多い発言が多かった安倍総理だけれども、今回はガッチリ決めてきたなと。


４つ目
結局は安倍総理が従来から主張してきた内容そのまま。これまで安倍総理を支持してきた層は評価するだろうし、批判してきた層は評価しないのだろう。あとは浮動層が「子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」をどのように評価するのか…ではないだろうか。

まぁ子孫を盾にするというのは、正直汚いやり方だと思うけれど、これはどちらかというと安倍総理の宿敵である左翼の十八番なわけで、安倍総理だけが責められる謂れはないよなと。