ジェンソン・バトンが、苦労人と呼ばれるようになるまでの経緯。
当時はフェラーリやマクラーレンと共に三強チームの一角だったウィリアムズから、当時としては異例の若さである20歳でF1デビュー。当時の最年少入賞記録を塗り替えるなど華々しい活躍を収めて、F1界での前途は洋々と思われていたバトン。
が、翌年ウィリアムズはバトンではなく、鳴り物入りでやって来たアメリカのレース界のチャンピオン、モントーヤを起用。放出されたバトンは、才能は認められながらもトップチームのシートを獲得できず、中堅〜中の下くらいのチームを長い間さまよい続け、ブラウンGPでチャンピオンを獲得する頃には、すでにベテランと呼ばれるくらいになっていた。
ジェンソン・バトン、ファン・パブロ・モントーヤのF1改善案に賛同
http://f1-gate.com/button/f1_28009.html
>まさか彼と意見が合う日が来るとは思わなかったね!
あの当時、「バトンがモントーヤへの恨み言を口にした」なんて話は特になかったので、あまり気にしないタイプなんだと思っていたのだけれども、時間の経った今になっても「まさか彼と」なんて言い方をするということは、やっぱり少なからず含む所はあったのだなと。
もっとも、あの当時のバトンがモントーヤより速かったかというと、そんなことはなかったはずで、ウィリアムズは非情ではあるけれど適切な判断をしたと思う。…いや、聖域と化していたラルフ・シューマッハさえ外せればという話はあるけれど。
レースで結果が出ないとすぐ感情的になるドライバーがいるけれど、そういう人はバトンの爪の垢を煎じて飲んで、自分を抑える術を身につけて欲しい。あと「男の価値は年収」と言って憚らない、バトンの義妹にあたる道端アンジェリカさんも、やっぱりバトンの爪の垢を飲んでいただきたい。
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