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2015年07月31日19:55

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上司にしたくない日本史の人物

信長、秀吉、弁慶、卑弥呼・・・ 「上司にしたくない日本史の人物」は誰?
http://www.j-cast.com/kaisha/2015/07/31241189.html

まぁ名前が上がってるメンバーの中では、私もブッチギリで信長が面倒だろうなと思う。
とにかくムラがあるというか、一旦キレると20〜30年前のことまで蒸し返して処罰してくるし、部下には厳しく成果を求めてくる反面、息子たちの失敗には寛大で、最終的に要地は一門で抑える構想だったのだから、かなり嫌な上司なのは間違いない。

明智光秀の謀反を「日本史最大のミステリー」とか言う人がいるけれど、あれだけ横暴な主君が、手薄な警護でいたら、首を取りに行くのは当然だろうと。むしろ、信長が手薄な警護でいた事の方が余程ミステリー。油断しすぎ。

もし本能寺の変が起きなかったとしても、二代目・三代目で余程上手くやらない限り、地方の反乱に苦しめられていたと思う。


まぁ信長に比べれば部下を厚遇した秀吉なのだけれども、キレた時はかなりキツイ処罰を下したし、部下同士の派閥争いを放置したまま死んで、結果として政権崩壊に繋がったのだから、決して百点満点の上司ではないだろうと。


「生類憐れみの令」を含む悪政の実態が、そこまでキチガイではなかったということで、昔よりは評価を上げている綱吉公。まぁ側近政治だったので、気に入られなければ冷遇されただろうけれど、それでも余程のことをしない限り(殿中で接待役を切りつけたり、徒党を組んで政権幹部を殺害したり)殺されたりするわけでもないのだから、上の二人よりは遥かにマシな上司だろうと。

聖徳太子。仏教に深く傾斜しているのは、果たしてプラスなのかマイナスなのか。宗教的情熱にとりつかれた上司というのは、割と面倒臭いだろうと。

卑弥呼。軍権は弟が握っていて、人前に姿を現さず、役割は祭祀のみという「お神輿」。ある意味では最高の上司といえる。

明智光秀。同僚や親族からは裏切られたけれど、部下からは裏切られてないわけで、良い上司だったのだろうなぁと思う。

島左近に自分の知行地の半分を差し出した話はフィクションにしても、主だった家臣の大半が主君に殉じて死ぬことを選んだのだから、部下から見て石田三成は良い上司だったのだろうと思う。


理想の上司の話からは脱線するけれど、仙石秀久。島津相手にやらかしてしまっているので、ひどく評価を下げているけれど、一大名レベルまではマルチな働きをしているわけで、決して無能な人物ではないだろうと。

一大名までは有能な働きができるのに、複数の大名を束ねる軍団長レベルになるとやらかす人間は結構いるもの。やらかした秀久はもちろんアレだけれども、秀久の器を見誤った秀吉もアレではあるだろうと。普通に一部将として参加していれば、普通に奮戦して、普通に戦死していたと思うよ。
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