近くのエロDVD屋で、エロ本の福袋が売っていた。セロハンテープで梱包されたデカい紙袋が108円。デタラメな価格設定だった。
価格が価格なので、袋がデカいだけの「なんちゃって」かと思ったが、持ってみたらズシリと重かった。蟹工船みたいに石ころを入れられてない限りは、それなりの冊数が入っているのは間違いない。
『これだけ詰まって108円とか、どれだけひどいエロ本なんだよ』、1袋買ってみた。
開封。付録(というか本体)のDVDを抜かれたエロ雑誌が13冊に、10年前のちょっとエロい漫画雑誌が1冊入っていた。
DVDの外し方はひどく雑で、勢い余ってページが裂けていたり、DVDの入った紙袋を貼り付けていた接着剤が張り付いてしまって、見られなくなっているページがあった。
『これは確かに108円でも要らないようなひどさ』、すごく納得した。「残り物には福がある」というけれど、付録を抜かれた中古雑誌の売れ残りとか、二重三重で残り物だよなと。
14冊の内の5冊くらい「四十代人妻」だったのが興味深かった。ウチの地方、こういうのが流行りなのだろうか。
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