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2020年05月25日20:09

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徳川家康・10巻〜

ボクシング漫画の金字塔、あしたのジョーの、プロの舞台での矢吹丈対力石徹戦。
軽い手合わせの後、試合は膠着状態になる。両者共にカウンター狙いのため、先に手を出したほうが負ける。仕掛けたのは丈。予想を外してのアッパーで倒される。
そして、この試合の後遺症に苦しむジョーの姿で、延々とストーリーは続く。
  ◇
家康対秀吉の戦いも、軽い駆け引きのみで、持久戦の模様。
そこで、家康の本拠・三河に奇襲を仕掛ける中入りの提案があった。提案者の池田勝入は、作戦決行の許可を得るため、秀吉の甥・秀次を総大将として推薦した。
可愛い甥っ子に手柄を立てさせたいために、秀吉はこれを許可する。
本来、少数精鋭で決行するはずの作戦だが、甥っ子可愛さゆえに、大軍が組まれた。
途中で小城攻略に手間取ったこともあり、これも主力を動員した徳川軍の追撃で、秀次軍は壊滅に近い大敗。
家康動くの情報に、秀吉も主力を率いて後を追う。徳川側からの夜襲を予想して待ち受けていた秀吉だが、夜明け前に徳川軍の陣はもぬけの殻、肩透かしという結果。
その後、両者はどちらも動かない膠着状態を続けたが、秀吉は家康の同盟者の信雄と単独講和に成功。家康は、それならと陣をひきはらい、これで小牧長久手の戦いは終結。
その後、延々と、合戦後の新しい両者の関係作りが続く。
徳川側は、二男秀康を秀吉の養子に。交渉役の石川数正を引き抜かれる。
秀吉側は、妹の朝日を離別させて、家康の正妻として送り込む。配偶者の佐治は直後に自害。それでも足りずに、母まで家康の元に送り、やっと家康を上洛させることに成功。
その後の駆け引きに、合戦そのものの何倍もの紙数を費やしている。
   ◇
さて、今のコロナ危機。
感染の拡大阻止、治療薬の研究が、小牧・長久手の戦いなら、
その後の、経済回復が、家康の上洛までの駆け引きに相当するだろう。
合戦そのものより、長く綱渡りのような手腕が必要な。
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