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2020年12月02日09:35

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【記事】おぉカナダ!

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/11/2-322_1.php

<世界101カ国の月ごとの検索データをもとに、海外移住に関連したフレーズと目的地となる国を分析。各国ごとにもっとも検索された国を抽出し、ランク付けされた...>

安全でフレンドリーなカナダが人気
先日の米大統領選直後、米国では「ニュージーランドに移住するには」というフレーズの検索が急増したとの報道があったが(ニュージーランド・ヘラルド)、世界の人たちはどの国に憧れを抱き、暮らしたいと思っているのだろうか?グーグルの検索データからはじき出されたのは、カナダがもっとも人気が高く、続いて日本という結果だった。米誌フォーブスなどが伝えた。
調査を行ったのは、米フィンテック・スタートアップ企業のレミトリーだ。同社によると、「海外移住するには」というフレーズが検索された回数は、2020年1月から10月の間に29%増加したという。そこで同社は、世界101カ国の月ごとの検索データをもとに、海外移住に関連したフレーズと目的地となる国を分析。各国ごとにもっとも検索された国をはじき出し、ランク付けした。
移住したい国として世界でもっとも検索されたのは、カナダだった。移住先としてカナダを検索した人が多かった国は30カ国に上ったという。レミトリーは、世界平和指数で上位に入るほど安全な国であること、失業率が低いこと、移住の際にビザ取得の選択肢が多いこと、地元の人たちがフレンドリーであること、景色が美しいことなどが理由だとしている。

北米で人気の日本は英国好き
一方で、そんな憧れの国カナダの人たちが引っ越したいと考えて一番多く検索した国は、日本だった。カナダを含め13カ国の人が日本へ移住する方法を検索したようで、全体としても2位になった。日本が人気だった理由としてレミトリーは、景色の美しさと治安の良さ、仕事が多いこと、生活の質が良いと評判であることなどを挙げている。
日本への移住方法を検索した人が多かった国はカナダの他に、米国、オーストラリア、ジョージア、モンテネグロなどがあった。北中米諸国ではカナダを移住先と考えた国が8カ国もあった一方で、カナダと米国では日本が人気だったことになる。一方で、日本でもっとも検索された移住先は、英国だった。英国に移住したいと考えた人が多かった国は、日本以外では英連邦であるセントルシアだけだった。
アジアでもっとも人気が高かった移住先は、「場所によって分かれた」とレミトリーは分析している。南・東南・東アジアでは日本がもっとも人気が高かった一方で、中東やアラブ諸国では、カタールへの移住について多く検索された。カタールが人気の理由は、賃金が高く所得税がないこと、首都ドーハを中心にモダンなライフスタイルであること、などだという。
欧州各国からもっとも人気だった移住先はドイツで、医療体制が整っていること、経済が好調であること、公共交通機関が整っていること、犯罪率の低さ、環境の良さ、仕事が多いことが理由だという。
全体のランキングではドイツを上回ったスペインは、南米諸国からの移住先として人気だった。言葉が通じることや文化が似ていることが理由だと考えられている。また、医療体制、治安の良さ、生活の質の良さも魅力のようだ。
意外なところでは、米国に移住したいと考えた人が多かった国は2カ国だけだったが、そのうち1カ国はロシアだった(もう1カ国はノルウェー)。
全体のランキングは以下の通り(カッコ内の数字は移住先として検索した人が多かった国の数)。
1. カナダ(30)
2. 日本 (13)
3. スペイン(12)
4. ドイツ(8)
5. カタール(6)
6. オーストラリア(5)
7. スイス(4)
8. ポルトガル(3)
9. 米国 (2)
10. 英国(2)



カナダが1位と言うのは納得である。バンクーバーが第3の故郷である俺に言わせれば、当然の結果ですな。うん、うん。
人間、初めての経験ってのは非常に強く印象に残るものだけど、俺が初めて行った外国がカナダだった。もちろんカルチャーショックはハンパ無く、とても書き切れないから省略するが、カナダという国の素晴らしさを簡単に説明したい。

まず治安が良い。国民500人につき警察官が1人いる計算で、俺は知らないけどその比率は非常に高いらしい。
バンクーバーに関して言えば、海、山、川、森、街が渾然一体となっており、大都市で便利な生活をしつつ、一歩踏み出せば大いなる自然を満喫できる。
海は言わずと知れた太平洋で、世界屈指の豊穣な海からは新鮮な魚貝類が獲れるし、有名なホエールウォッチングの場所でもある。
街から30分でスキーのできる山が3つある。晴れた日には海が望見でき、ナイターではバンクーバーの夜景が堪能できる。こんなスキー場は世界的にも珍しいだろう。
フレーザー川はチョウザメが生息する程の大河。金鉱もあった。
ダウンタウンの面積に匹敵する広大な森林公園、スタンレーパークが街に隣接している。
様々な風景を撮影できる事から映画のロケ地としても多用される。俺が滞在した3年間で、ロケ隊の大型トレーラーの車列を何度か見かけた。
街中のカーチェイスなどで見覚えのある景色が一瞬映ったりして、あれっ?って時が結構ある。
因みに、ネバーエンディングストーリーの冒頭、主人公がいじめられっ子に追いかけられる裏通りはバンクーバーのギャスタウンそのまんま。
因みに、北米の映画製作の拠点はハリウッドとニューヨーク。3番目がバンクーバーだそうだ。

気候がまた素晴らしい。夏は暑くても30℃くらい。33℃とかまでは滅多に上がらない。何より湿気が無いので、気温が上がってもサラッとしている。汗をかいたまま木陰でウトウトしてたら風邪をひく。夜は10時くらいまで明るい。
冬はカナダのくせに全然寒くない。気温も積雪量も東京と同じか、ちょっと上回る程度じゃなかろうか。その代わり雨が多い。夕方の4時には暗くなるし、寒々として冬はあまり良い雰囲気ではない。だからみんな昼はスキーやって夜は酒飲む生活になってしまうw

ロッキー山脈にはバンフ。雄大な山脈と神々しい景色。レイクルイーズも絵葉書から飛び出して来たかの様な美しさ。

中部には何にも無い広大な草原が広がっており、ここもカナダらしい風景。あくびを押し殺しながら何時間も固まった様にしてハンドルを握ってたっけな。

東側には最大の都市トロント。首都のオタワ。フランス語圏のモントリオールは芸術の街。

東海岸には赤毛のアンのプリンス・エドワード島が隠れた人気スポット。

そして北は北極圏だ。場所によってはオーロラが観れるし、シロクマやムース、グリズリーやオオカミなどの野生動物も当然いる。
雄大かつ豊穣な大自然。控えめながらフレンドリーな人々。
カナダより良い国があると言うのなら、是非教えて欲しいものだ。


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