息子の趣味が母を救う 約7000冊あつめた漫画部屋が外出自粛で大活躍
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=159&from=diary&id=6081243
ほぇ〜7000冊は凄いな。写真を見ても壁と言う壁は全て本で埋まってるが、7000冊ともなるとこれぐらいになるのか。
俺も一番多かった時は1000冊は超えてたと思う。数えてないから判らないけど、三国志とドラゴンボール、スラムダンクだけでかなりの数になるしね。
しかし散々集めてみたものの、俺は『そこまで』マンガ好きではなかったのかな、と気が付いた。最後の方は『本棚の隙間にピッタリ入るサイズ』とか、『この作品を買えば、この作者の作品はコンプリート』とか、『読みたいから買う』と言うよりも、もはや『集める事』を目的として買い集めてた部分もあった。
『ちょっと気になるから取り敢えず』程度のノリで買った作品は『そのうち読もう』と考えてるうちに後回しとなり、結局そういうのは読まないのね。そもそも『スゲー読みてぇ〜』とか思ってた訳じゃないし。酷いのになると25年前に古本屋でセットで買って来て、その時のビニールの包装に包まれたまま保管しっ放しって作品すらある。
集めたモノに囲まれてお山の大将になりたがる性格の俺は、本に限らず色々なモノを集めて来たが、徳川家康の言葉
『過ぎたるは及ばざるが如し』
が時々強烈に胸に突き刺さる。
人間にできる事なんて限られており、1000冊のマンガ全てを隅から隅まで読むなんて不可能だ。読めないマンガを持ってる意味の無さ。
それよりも、モノを持ってなかった小学生の頃。数冊しか持ってないマンガ本をひたすら読む。
その続きに想像を巡らせる。
巻末の他の作品紹介の、１枚の絵から、それがどの様な作品なのかを夢想する。
最新巻を入手すると貪る様にして読み、１巻から通して再び読んでみたり…
セリフを全て暗記し、同様の友達と掛け合いするのが最高に楽しかった。
それは、持ってるマンガ本の数が少なかったからこそ出来た事だ。
この人も、幾らマンガ好きと言っても食い付く様に読みたい本が7000冊もあるとは思えない。大半が買った当時に一度読み、『いつかそのうちまた読もう』と考えてるうち後回しになり、次から次へと現れる新しい別のマンガを読むのに忙しく、結局二度と読まない、のが現実なんじゃなかろうか。
決してこの人を否定してる訳ではない。『俺はそうだった』ってだけの話であって。
ホントは、モノは少ない方が良いのかな。最低でも、必要最低限だけ持ってればいいのかも。
なんて、食玩飛行機を1000機以上集めてる俺は、ふとそう思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する