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2019年11月09日09:32

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【拳闘】ウバーリ×井上拓真

WBC世界バンタム級王座統一戦

同級王者
ノルディーヌ・ウバーリ(仏)33歳
16戦全勝(12KO)無敗
身長161cm
リーチ170cm

同級暫定王者
井上拓真(日)23歳
13戦全勝(3KO)無敗
身長164cm
リーチ163cm

ヨーロッパ、特にロシアとフランスのボクサーってガードが固いのよ。打たせずに打つってコンセプトだから。因みにアメリカは派手に打ち合わないと観客からそっぽ向かれるので、ヒットマン・スタイルみたいな超攻撃型が好まれる。
ウバーリは最近は少数派になってきたインファイタータイプで、しかも左構え。身長は低いがリーチは長く、筋骨隆々な上半身から繰り出されるパンチは威力がありそうだ。
これはやり難そうな相手だな。

1R
ウバーリは上体を激しく動かしながら鋭いステップイン。右ジャブは重そうだし手数もある。左はストレート、フック共に強そうで、アッパーも打ってくる。
ウバーリ10-9井上拓真

2R
井上拓真が距離を掴みカウンターをコツコツ当て始める。後半にウバーリの左ストレートで拓真がロープまで弾かれる。
ウバーリ9-10井上

3R
ウバーリの左ストレートで再びロープまで吹き飛ぶ。踏み込んでからの右フックもクリーンヒットし、一瞬危ない場面。
ウバーリ10-9井上

4R
ウバーリの伸びる左ストレートで拓真が尻餅ダウン。真っ直ぐ下がるからストレートを貰っちゃうんだよなぁ。
ウバーリ10-8井上
40-35、39-36、38-37。俺も真ん中のジャッジと同じ

5R
畳み掛けて来るかと思ったウバーリだが、意外と攻め急がない。井上もダウンから挽回しようと頑張り拮抗した展開。ウバーリがラッシュをかけるとヒヤヒヤする。
ウバーリ10-9井上

6R
ウバーリは少し疲れたか、ややペースダウン。井上のカウンターが浅くヒット。
ウバーリ9-10井上

7R
井上のペース。左フックのカウンター。
ウバーリ9-10井上

8R
浅いながらウバーリの左がカウンターで2発ヒット。
ウバーリ10-9井上
80-71、79-72、77-74。俺のジャッジは3人目と同じ。

9R
井上の左ボディが何発かヒットする。サウスポーは急所である肝臓の右脇腹が前になるので、ここは狙い所なんだよな。ただウバーリも右フックのカウンターを狙ってるから危険とも隣り合わせだ。
ウバーリ9-10井上

10R
井上が押してるんだけど、ウバーリが軽いカウンター、細かいパンチをコツコツ当ててポイント狙い。
ウバーリ10-9井上

11R
ウバーリは突進型の単純なインファイターかと思いきや、下がりながらのカウンターも上手い。
ウバーリ10-9井上

12R
井上の左フックでウバーリがガクッと腰を落とす大チャンス。しかし猛ラッシュをかけるも一歩届かず。
ウバーリ9-10井上

120-107、117-110、115-112
俺の素人採点は115-112で最も井上に甘いジャッジと同じ結果となった。
全体的な印象としてはもう少し差があった様な気がする。が、今回の他のジャッジの採点はどうなのコレ?7ポイント差くらいまでは『そういう見方のジャッジもいるカナ』と納得できなくもないが、幾ら何でも13ポイント差は有り得なくないか?
7ポイント差の採点だと、俺がどちらに振り分けるか迷った第2、第9ラウンドをウバーリにつけたんだろうけど、フルマークで13ポイント差としたジャッジは意味不明だ。第6、第7ラウンドのウバーリは疲労回復の為に流してただけに見えるし、特に最終ラウンドは後1発でダウンを取れた可能性があったと思える程に攻勢に出てたのに、あれでウバーリのポイントってのは理解に苦しむ。比較的マトモと思ってたWBCも最近は何かおかしくなって来てるんじゃないか?

それにしても、残念な結果となってしまった。井上拓真は全勝無敗のまま暫定王座を獲ったまでは良かったが、正規王者の壁は高かった。
ウバーリはインファイターだがテクニックもかなりある。右足を前に出すサウスポーの構えだが、その前足を相手の前足(左足)の内側に切り込ませたり、外側に回り込んだりと変幻自在なステップ。立ち位置を常に変えるのでパンチが飛んで来るアングルも変わってくるし、井上のパンチも捕え切れなかった感がある。
後はパンチ力だよなぁ。なんだかんだ言った所で、やっぱりボクシングはパンチ力の占める割合って大きいと思う。もしも拓真に兄譲りの強打があれば、もっと相手にダメージを与えていたかもしれないし、相手も警戒して攻撃も控え目になっただろう。最終ラウンドだってノックアウトの可能性もあった。
勿論『タラレバ』言っても仕方が無い。手持ちの武器で戦うしかないのだ。俺が言いたいのは、『では何を武器として戦うのか?』ってことである。例えば長谷川穂積がチャンピオンになった時の戦績は12勝2敗、僅か5KOである。ところが世界王者となってから卓越したカウンターと高速連打により、次々とKO防衛を重ねた。
八重樫東はマットの上を滑るかの様な高速フットワークにより、ヒット&ウェイを徹底した。
古くはファイティング原田。1発の破壊力が無ければ数を打て、というラッシュ戦法。肉体的なダメージを与える、と言うよりは、相手の心を折る様な怒涛の連打だった。

井上拓真も、何か強力な武器を作り出して、次こそ正真正銘の世界チャンピオンに輝いて欲しい。

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