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2015年02月14日19:04

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【日記・時計】 2回目の実技試験終わり〜時計修理技能士1級

 世の中ままならぬ。
こんばんは BFNです。


 本日、去年に引き続き2度目の時計修理技能検定1級 実技試験本番でした。
結論だけ言うと、・・・来年3回目がんばります(凹


 去年とは違い、今年は単独行動。
移動手段が限られる時間帯でしたので
大事を取って、駅からタクシー移動です。
昨日からの吹雪で、到着時には前が見えにくかったです。

 一番乗りで受験会場に到着すると準備開始。
試験前の説明で、またもや以前受けた時との変更点がちょいちょいある模様。

 ・巻真のみ再支給ありは同じ。
 ・課題時計はバンド付きで支給も一緒。
 ・洗浄溶剤の他に、アルコール支給が有るとのこと
  もらってた人は少数でしたが。
 ・ドライヤーの使用についての注意あり。温風使用禁止とのこと。
 ・減点についてちょっと解説あった。
  作業態度の減点について
  時間オーバー(2級)の減点について
  諦め方(笑)について などなど。

 また、洗浄液の小分け時、元缶を見せてもらった。
あー、やっぱ溶剤はオリンパスだったか。
型番まで見せてもらったのは収穫でした。


 キズチェックを始めて、すぐ気が付いた。
機械式時計の方は、予想してた 7S26A ではなく 7S26Cでした。
ネジとかちょいちょい違うんですよねー。
プラスドライバー要らんかった。


 去年に倣い、課題時計1個目クオーツから手を付けます。
まずは巻真の交換。
一人だけ巻真を削る音を立ててるのは、辛かった(笑)
長さ調整と、隙間調整に少々手間取り、終わった時点で30分経過。
首振りも無く、隙間もビッタシ決まり、急ぎ分解に入ります。

 分解が終わって、シャーレの中身の確認印をもらったところで45分経過。
組み立ても滞りなく進みましたが、例の如く針付けで手間取る。
秒針が決まらない。

 なんとか位置が出た時には、1時間20分経過。
停止電圧やら歩度やら消費電流やら出しつつケーシングして
バンド付け終わった時点で1時間40分経ってました。
予定時間より20分オーバーです。


 ちょっと精神的にリセットするためにお手洗いタイム。
その後、課題時計2個目の機械式にかかります。


 順調に分解して、シャーレの中身の確認印をもらったところで2時間10分経過。
洗浄を終えて、乾燥を終わらせた段階で2時間40分経過。
少々、慎重にやりすぎました。
残り1時間50分です。

 途中、またもや受石が見つかりませんでしたが
そこは去年の経験値から、他の部品にへばり付いてるのを見つける。
「それはすでに経験済みだ。俺には通用しない」 などと
中二病っぽく脳内でつぶやく(笑)


 途中何回か、部品が跳びましたが
部品跳ばし対策が効果を発揮し、事無きを得てます。
対策そのものは、まだ半分しかできてませんでしたが
十分対策になってました。


 3時間40分経過段階で針付け終了。
最後に歩度を調整すべく、測定開始。
片振りが少々出ていたので、時間もあることだし
追い込んでみようと思ったのが運の尽きでした。

 片振りを調整しようと、ヒゲ持ちから調整開始したときに悲劇は起こった(大げさ)
ひげ持ちを動かしたときに、テンワが止まってしまった。
「やべっ 触ってしまった。」
ピンセットかヒゲ玉がどこかに当たったらしい。

 すぐに動き出しましたが、振り角が急激に落ちていました。
「・・・やべぇ。 歩度調整、まともに練習してねぇ。」

 練習時に使用していた時計は、歩度や振り幅が良い個体で
分解組立しても、ほとんど変わらなかったため、
歩度調整の練習は、ほとんどしていなかったのだ。

 なんとか振り角170度〜180度まで復活させて
片振りも0.7msまで持って行ったところで終了5分前宣言。
仕方が無いので歩度調整は諦めて、
解答用紙記入とバンド取り付け、提出後、
少々の片付けをして終了を待つ。


 あーあ、余計なことした。

 他が上手くいっていただけに、余計なことをしたので悔やまれる一手でした。
ヒゲゼンマイ周りは、基礎から勉強して、トラブルにも対処できるようにしましょうか。


 というわけで、実技試験 今回もダメだった・・・
でも、去年より 良い結果が出ている手ごたえはありました。
来年また、3回目受けます。
 
 
 
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