前世での悪行が今生の苦しみになって現れるのが業病と例えられる病気持ちの人生だそうな。
統失に離人症、緑内障、頭皮の肌荒れ。
数えれば病気ばかりの人生。
ペンを持つ手は震え、自分の名前すらろくに書けない、マウスの操作も時間帯や体調によっては全然うまくいかない、くだぐだボロボロの体。
私に前世と言うものがあったとして、私の悪行とはなんだったのか知る術はない。
孤独を癒すためにマユっちに愛を誓ったが、返って孤独な雰囲気が強調されているようでもあり、欲しいものは大概買ってきた私ですが、女性の心を掴むことはなかった。
何故か。
女性を支える甲斐性がないからだ。
あと、自分みたいなクソオタクが女性にアプローチしてキモイとか言われて傷つくことを極度に恐れるが故に、デートに誘うことすら憚られる状況が常態化して、もはや手の付けようがない感じに。
付け加えて、私のことを案じてくれる女性と言うものが、友達以上恋人未満な対応で接してくるのが鬱陶しかった。
そういう点では、最近切ったマイミクの葵ミミさんは最悪の相手だったと思う。
とにかく、私は女性が苦手です。
社会的地位の低さを逆手にとって、男を品定めし、依存するような素振りを見せつつ打算で婚姻などを迫り、更には亭主を邪魔者扱いするというのが私の一番身近な女性である母でした。
薄汚れた汚い生き物の代表が女性なんだと幼いころより刷り込まれていた。
また男の社会的地位は伴侶が居るかで大きく差別され、既婚者は単身者を半人前以下の目で見る。
孤独と戦う心の在り方を全否定し、不倫騒動起こすヤツより下に見られる。
恋愛感情など、その生命体が完全体じゃないから遺伝子を補完しようとする為の道具だ。
私は私として完成された生命体だ。
伸びしろが全くない。
終着駅で荷物の整理をしている旅人なのだ。
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