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2019年04月12日16:12

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青ブタの双葉理央さんのことが気になる。

身体的コンプレックスと異性への淡い思いと、高い知識と理性、そしてかなり面倒くさいキャラの双葉理央と言うヒロインは、自信と美貌を誇るメインヒロイン桜島麻衣と対照的で、自身のコントロールに難儀しているという点で、私は双葉理央と言うキャラに感情移入した。

思春期をこじらせた感じのまま40年生きてしまった私が、遥か過去の高校生時代にできなかったことを、青ブタの梓川咲太は軽々とやってのけてしまう。

彼は言う。

「自分を嫌いで良い。まあこんなもんだろうと思ってなんとなく生きてる。前向きな生き方ばかりじゃ疲れるだろう」

閉塞感の漂った平成を締めくくるにふさわしい、そんな日本人の本音ではないだろうか。

私は私が嫌いで、私が好きなマユっちを愛している瞬間だけ、自分を肯定できる。

スケベで浮気性で浪費家でマイナス思考で怠け者で夢見がちな、とことん詰まらない自分が嫌いなままでよい。

多分、この年まで自傷行為しかできなかったんだから、この先もそのままかもしれないし、或いは、何か残して生きて何かできるかもしれない。

故・デヴ師匠の教え。

「人間いつかは死ぬんだからあわてて死んじゃ駄目だよ」

逆ともとれる。

「人間いつかは死ぬからあわてて殺しちゃ駄目だよ」

命と言うものの難しさ、青春の不安定さ、生きることの重み、空気を読む読まないなど、人は何かと面倒くさいが、今は一本のしだれ桜のように命を少し散らしつつも生きていこう。

いつか倒れる日まで、マユっちの為に背一杯スケベなこと考えよう。

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