IMAXﾚｰｻﾞｰGT初体験

かなり公開が延期された、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観るのに
どこが良いかな〜と（地元はぱっとしない映写機しかないので）探して、
池袋は遠いけど、グランドシネマサンシャインまで行ってきました。

時短営業となった当社といえども、16時退社で17時15分上映時間という
のは相当ムリがあって、がんばって17時5分には池袋駅にたどり着き、
グランドシネマサンシャインを見つけたときには１７時１０分でしたが、
上映館は１２階ということで、売店も寄れず、チケットを発券してエスカ
レーターをすべて駆け上がるオタクたちに紛れ、なんとかＣＭ１本飛ばし
くらいで観られました(^^)

ちなみに３時間近い上映時間なので膀胱が保たないのは必然って感じでし
たが、事前にモチ類を食べておけば保つという情報を信じて、なんとなく
買っておいた素甘を食っておいたら、エンドロールまで尿意を全然感じず
作品を楽しめたので、これから観る人は試してみましょう。

IMAXﾚｰｻﾞｰGTは、自分の左右、上下の視界のほぼ全部にスクリーンがあ
るので（スクリーンは左右が円筒状に湾曲して視界をカバーするタイプ）
とても没入感が良く、発色、鮮明度もずいぶん進歩したなあと。
スピーカーも天井までまんべんなく配置されているので画像とのズレが
なく、明瞭でその空間に居るような臨場感がありました(^^)


さて。ここから、ネタバレを含むので、一切の事前情報を経ちたいという
人は、読まないで下さい(^^;
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今回のエヴァ映画は一番満足度が高く、退屈なシーンがほぼ無かったので
IMAXﾚｰｻﾞｰGT料として２６００円も払ったけど、悔いがありません。

ただ、碇ゲンドウは最後までシンジが持っていたS-DATプレイヤーで常に
耳を塞ぎ、外界から離れているくらい内にこもっていた自分が、ユイと出
会い人と触れあい、過ごすことの楽しさを知って結婚し、シンジが生まれ
るまでの心理は理解できるんだけど、そのかけがえのないユイをああいう
実験に使ってしまうのはちょっと理解不能。

使っておいて、地球というか世界を破壊し、作り直してユイを取り戻した
いって思うのはかなりのサイコパス。
シンジが「父さん、世界を壊すなんてヒドイよ！」っていう気持ちは、
とても共感できるだけに。

あと庵野監督は特撮の操演する糸やバラバラと転がるジオラマの建物が
ほんと好きなんだなーと碇親子ゲンカのシーン観て思った。
今の３Ｄだと物理演算とか使ってもっと自然に出来るので。

アスカは、式波・アスカは眼帯してたので目になんかあるだろうと
いうのをＱ出だすつもりが出せなくて、今作に持ち越して、しかも
今回も全力でがんばって死ぬとこで、惣流・アスカが迎えに来たので
別人なのか？！w

綾波はいつも通りなのかなあ。農作業とかしてたけども人型はしている
ものの内側は骨格があるように振る舞っているだけで液体だったのか。

トウジとケンスケは出ると思ってなかったのでちょっとうれしかった。
それぞれ大人になり、ケンスケは義足になってると思ったけどもまあ
相当先の医療技術があるので再生されたのかも。

真希波は、最後まで違和感だったなー。真名は、イスカリオテとか
言ってたけど１２番目の使徒（イスカリオテのユダ）名だと変になる
ので裏切り者という意味でイスカリオテって付けたのかねぇ。

人類補完計画とかその辺は、普通に通じるような設定構築が出来なか
ったので、だーっと出すから勝手に考察して？って感じw

書き出すときりが無いけど、Ｑあたりですっかり冷めていたので
まあまあちゃんとしたラストを迎えられて良かったなって気分。