WesternDigital社はNASなどのRAID対応機種であるWD REDシリーズに
従来はCMR形式だったのにSMR方式を混ぜた事によって、RAIDのリビルド時に
応答が大きく遅延するためにそのHDDが降格されて、リビルドに失敗したと
現在、裁判になっている。
正直、RAIDのリビルドはHDDがCMR形式であっても失敗する事があるため、
再現性はどれくらいなのか気になっていた。
その後、WesternDigital社は公式ページで型番ごとにCMRかSMRか明記する
ようになったので、何かしら後ろ暗いところがあるのかも。
新興のメーカーならともかく、1970年創業の会社が適当な検証で製品を出荷
するとは思えないので、手持ちにWesternDigitalとSeagateの両方のSMR HDD
を持っているため、RAID機能を持つHDDケースが1万ちょいで出ていたので、
ちょうと同容量のHDDが2台持て余していた事もあって、約24TBのRAID0
ドライブを構成した。
20TB近くの録画ファイルがあるので、そのバックアップとしてなら、クラッ
シュしても何とかなるだろうと土曜の昼から転送し始めた。
Fastcopyのログによると平均160MB程度出ていて、結構速い。
それでも、16TB転送するのに25時間かかったのでちょっと休憩中w
にしても、各ドライブ容量を超えているので直書きではなく、SMR処理を
しているはずなのに25時間も応答停止時間が無く、スムーズに書き終えている
所をみると、本当にSMRドライブだからRAIDに障害が出たのか疑問である。
本来であれば、WesternDigitalのSMRで全ドライブ構成するのがスジだけど
さすがに報酬がもらえるわけじゃないのに4台も買えないw
でも、WesternDigitalやSeagateのどちらのSMR担当であっても応答遅延が
長引いた様子がないので、今後の使い続けてどうなるか〜乞うご期待!
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