mixiユーザー(id:16091233)

2020年09月10日17:09

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ZERO ONE

たまに読み返す
知り合いが書いた小説
とは言ってもまだ前編だけ
というか、この続きはない
もしかしたら、続編があるかもしれないが
確か、この後に
お母さんが亡くなっているので
この続編はないとおもう
部数も友達とかに配る程度
だったはず
それにこれはもう20年程前のもの
未だに持ってる人は俺くらいだろう
この小説は知り合いのお母さんが
亡くなる前の精神的に弱ってる時に
書いたものなので
絶望感と少しの希望がのせられている
今まで何度も読み返してるが
素人の感想だが、当時10代のものが
書いたものとしてはなかなか良くできている
多分それは、お母さんへの思いが
書かせたのかもしれない
この小説は肌身離さず
いつも自分の側においている
これは自分の宝の1つ
この小説の最初の舞台は湘南の藤沢
この小説を大切にしているのは
昔の藤沢を思い出す事が出来る事
もうとっくに絶縁されているが
一番大切に思っていた
義妹が書いたものだから
それに加えるなら
これには義妹の家族に対する思いが
感じられるから
自分の作られたような家族・親族と違い
温かさが感じられる
内ではほとんど血縁・親族が崩壊している
なにせ伯父が内のアホ(父親)を
公衆の面前で刺すくらいの関係だったから
余計に普通の家族の温かさを感じる
そして、この小説を大切にしようと
思った要因は他にもあって
義妹のお母さんの葬儀に参列した事
俺は一度、葬儀社にいた事があって
多くのご遺体に接する事があった
その顔は様々、安らかな顔から苦悶の表情
生前にやり残したと思わせる表情
怒りのようなもの思わせる表情
そして内の祖母が亡くなった時の
何か思い詰めたような
やり残した事があるような無念そうな顔
祖母が亡くなったのは
義妹のお母さんが亡くなっただいぶあとだが
そんな顔を見てきた俺は
最期に義妹のお母さんの顔を
見る機会を頂いた時
正直怖かった
大体、ご遺体は病院による処置と
今でいう葬儀社による死に化粧によるもので
綺麗にまるで生前の時のようなお顔になる
だけど、俺の経験上
見る人によっては、そのお顔が違って見える
俺は怖かった
俺はその一番大切な義妹を
お母さんが亡くなる前に酷く傷付けて
仲違いし殆んど絶縁状態だった
そんな俺がお母さんの顔を
見たときさぞ怒っている顔を見るに違いないと
だけど予想は違ってた
何か言いたげなお顔ではあったが
とても綺麗なお顔だった
だから、温かさを感じるこの小説を
20年たった今でも
大切にしているのかもしれない
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