思いつき

寄生生物：アホ毛

主に人間の頭部に寄生する。生まれてすぐの場合もあれば、幼少期ごろからの場合もある。
基本的には無害であり、宿主の感情にあわせて動いたり伸縮したりも自在である。

感情の触れ幅に合わせて動きも変わり、宿主の感情を全身で表現する。
時にはモノを掴み宿主に道具を人知れず渡したり、アンテナのような役割をして導いたりもする。
太さや長さは様々であり、伸縮も自在であるため正確なデータは不足しているが、中太りぎみなのが多いと見受けられる。時には細身で先端（頭部？）がカールした種類も見られる。
レアな場合は短小で2体か3体が同時に同じ宿主の頭部に寄生している場合もある。あれらは双子や三つ子の類なのだろうか。研究観察の続報が待たれる。

一部の研究者の中には、あれは寄生生物ではなく全身を含めた人型の種族だという声もあるそうだ。
確かに遺伝要素が強く、親から子へとまったく同じものが頭部から突出しているケースが多く見られる。