mixiユーザー(id:1602714)

2020年04月10日21:14

94 view

前回の続き、その2


 参考事例:

 ある公益法人の理事長が、職場の「安全」(無事故という意味)を100%保障したいが為に現場に対して「仕事をするな。一日デスクに座っているように」と指示を出した。
 仕事をせず売上や国からの助成金が無くても、組織を維持する予算は昔国の資産を売却して得た膨大な資金運用で得られるから運営的にも職員の給料的にも一向に困らず構わない。
 問題発生のリスクを避けるというより消滅させてしまえば良いという究極の発想です。
 (注:作り話にしか聞こえませんが創作ではありません、書いている者が実際に体験したものです)
 因みにこれには余談が付いて、実際には労働災害は次々に起こるものの現場で隠蔽工作が行われ、役員は「自分は事故など知らないし安全衛生教育はちゃんと行っていて法令上問題は何一つ無い」で押し通していました。もし発覚しても自分の任期終了後に成るだろうから問題は無いのです。


 安全認可を組織に対して保障発行している公益法人が、依頼された工場のパトロールで「機械の操作パネルのガードを外すように」と指示を出した。
 理由は「非常停止ボタンが押し辛い」。
 ところが加工機械の操作パネルにガードが付いているのは、スイッチ類に何かが誤って触れて誤作動に繋がらないようにとする安全確保の為の設計です。
 非常停止ボタンの誤作動も、正常に加工中の機械が突然強制停止すると逆に大変危険な事態に繋がります。
 安全策をわざわざ撤去してリスクを増大させる事のどこが「安全の保証」なのでしょうか。
 現場に来て安全認可の判断をする人間自身は、実際には天下り役人で製造の事も機械の事も全く分からない素人でした。
 その人間にとっては「機械を動かす目的は非常停止ボタンを押す為」、その一点だけにあるという、ちょっと考えれば小学生でもおかしいと理解出来る事のはずなのに、考えが及ばないし考える積りも無く、ただ自分の権限を上から押し付ける事だけにしか興味がなくそれが良い仕事だと思っているようなのです。
 勿論、第三者機関による安全認可が対外的宣伝として欲しい組織としては、現場が実際に安全かどうかは知った事では無いので、機械は安全ガードを外した状態で作業する事と成りました。
 勿論何か有ればその責任は安全を保障した側にあると主張出来るので、組織防衛として必要な「安心」が確保されました。


 高槻市でブロック塀が倒れて児童が無くなった事件。
 学校としては、建築士が危険と判断した警告を受け入れ安全を確保しようとすると、塀の大改造若しくは柵等への全面的作り変えで予算を都合せねば成りません。
 そこで一計を案じ、教育委員会に「ブロック単体同士の接合に問題が無いか?」だけを調査させました。
 調査した人間は建築士の資格は無くても、打診が出来る技術知識を持っているので一目見て塀が違法建築だと気が付いた筈です。
 しかし、「目的」はあくまで塀そのものが安全かどうかを調べるのではなく、ブロック同士の接合のみなので「問題無い」と保障しました。
 そうではなく打診の技術を持たない人間が塀を調査したなら、それは完全に確信犯の偽装工作という事に成ります。
 いずれにせよ、ここで学校が得られたのは安全ではなく「安心」ですが、傍目には「安全が第三者によって保障された」と誤解するよう演出して、安全より金銭を優先した企みであり人災だったのです。



----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 以上の話を講習という形で啓発しようとしても無駄な結果に終わるのが容易に想像出来ます。
 何故なら、問題のある人間は講習やセミナー類の内容自体を聞いておらず、目的は聴講済チェックを入れる事と講堂内で決められた時間を消費する事だからです。
 仮に内容を聞いていたとしても自身の事として認識出来る能力がありません。
 また個別面談で直接指摘しようものなら「優秀な人材である自分への嫉妬からくる誹謗中傷である」「無能な上司からパワハラを受けた」と捉えるだけで改善に至る効果は全く無いと予測されます。

 では、意識改革と改善の方法は無いのでしょうか。
 それは勿論あります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上

 おしまいウインク
8 4

コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月11日 01:06
    おじゃまします顔(願)。完成度の高い物作りのプロっていう人は、コテ先ではなく、日常の生活習慣からすでにスタートしててその、知識 、追求心、探求心、 好奇心、 感性・道具等に対する愛情等々が積み重なって身になってその結果、深みのある目に見えない何か?に・結果 見る人を感動!させたりするのかなぁ〜て思いました顔(笑)。失礼します顔(願)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月11日 06:17
    > mixiユーザー 

     作る、創る、創る、って仕事は製造業や研究開発職だけではなく、農業や漁業、芸術に関する仕事、サービス産業から家事をしてる人まで幅広く当てはまると思います。
     逆にいえば、どんな事をやっていても「自分を誰だと思っているんだ!」って態度の人間はその尊大さに比例して何も出来ない人間だという事に成りますね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月11日 11:45
    ありがとうございます顔(願)。ぼんやり生きてる私にはズ−ン泣き顔バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)ってきます。でもまたおじゃまします。よろしくお願いいたします顔(笑)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月11日 11:49
    あーあるある。特定部位に有害物質が含まれてるってわかってるのに、そこを避けて検体を取って含まれていないという検査結果を示して受注させる。ところが別のところに疑わしいところがあれば施工者の責任で調査撤去する事とか書いてあったりする。絶対わかってやってるだろって思う時があります。

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する

<2020年04月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930