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2019年02月03日00:55

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零戦についての深いはなし2 と Sail GP

 ではまずはTV番組の話題からわーい(嬉しい顔)
 私が今一番注目しているのは「22/7 計算中」。
 秋元康が企画したアイドルグループのバラエティー番組ですが、今までと一味違うのは出演者が皆アニメだという事。
 アニメといっても、アイドルアニメでは無いのです。
 生身のタレントの女の子に実際色々やらせてモーションキャプチャーし、絵を被せてるのがミソ位置情報
 しかもキャラクターは架空の設定で、タレントはその設定に基づいて演技をしています。
 ロケはタレントの頭にカメラ付けてキャラクター目線を再現。

 バラエティー番組なので台詞の脚本は無く、タレントの娘が自分の設定に合わせて即興で演技して行きます指でOK
 特に注目は「丸山あかね」。
 見た目はステレオタイプの眼鏡巨乳ですが、言葉遣いからちょっとした仕草に至るまでタレントの娘が完璧に万能上品お嬢様を演じていて凄いです。
 それと普通のアイドルグループでは居ては成らない筈の沈黙提督(オレ命名)キャラ「滝川みう」も可笑しいです。

 しかし8人のキャラクターをモーションキャプチャーで動かすのは大変で、番組開始時点では皆書き割りパネルで登場、回を重ねるごとに1人ずつ動くように成ったという自転車操業番組。
 さらに秋に3名新人が加わったものの、いまだに動かずパネル状態。それどころか今年に入って番組出演者は6名に減少、しかも内2人は新人のパネルで動くのは4名と退化むふっ
 この番組大丈夫なんだろうか?、と思わせる状況がまた可笑しいのです。
https://www.nanabunnonijyuuni.com/tv/




 国際ヨットレースの新カテゴリー「セールGP」発足、今月遂に第一戦が開催されますリゾート
 使用艇はアメリカズカップAC50をベースにさらに高性能化を図った「F50」。

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(写真はネットから拾ったもの)

 その名の通り帆船版フォーミュラ1を目指す模様です。
 レース最高速度は60ノット弱(時速100キロ)と私は予想しています。

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 日本は次回のアメリカズカップには参戦せず、ジャパンチームはセールGPを選択。
 私は賢明な判断だと思います。

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 次回アメリカズカップの使用艇「AC75」はモノハル回帰とはいうものの、ソフトセールでありながら完全フォイル艇であり、尖った技術を否定する訳でもなく、かといって人間の能力に依存する純粋スポーツでもなく、どっち付かずの大変中途半端なコンセプトに私は感じますボケーっとした顔
 しかも最大の懸念は、商船のスタビライザーとダガーボードウイングの機能の違いが理解出来ていない(小学生レベルの理科が分かっていない)のは何も雑誌「舵」の編集やライターだけでなく、どうやらアメリカズカップ主催者以下の構造問題の様なのです。
 これは大変危険なものだと私には思えます。
 もしアメリカズカップがモノハル回帰するならIMOCA60の様な艇体が水面から離れない排水浮力を残した艇にするべきです。
 同じ様に考えた勢力が前回アメリカズカップの延長線上のものも必要とセールGPを立ち上げたんだと思います。
 カタマランのハイテクフォイル艇と、旧来の人間と自然が主役のモノハル艇を住み分けた方がヨットレースは面白いと私も思うのです。

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 F50は乗員5名。
 AC50より1名減です。
 AC50が4名のグラインダーが油圧を発生させていたのに対し、F50は2名で直接発電して操作動力を作ります。
 操船はジョイステックや液晶パネル付随のボタンが中心。舵輪も中心にスイッチが並んでフォーミュラカーのようです。
 人の乗る部分だけ見ると超ハイテクで汗臭い要素が無く(勿論グラインダーを除く)帆船だと分かりません。

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 前回アメリカズカップ優勝のニュージーランドチームが採用した自転車式ペデスタルは使えない模様。
 初年度は日本戦が組まれてませんが、日本で観たいですね。
https://sailgp.com/
https://sailgp.com/meet-team/Japan/
https://www.facebook.com/pg/SailGP/posts/
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1957684047&owner_id=1602714

 一方で単独世界一周レース挑戦者、白石康次郎氏は昨年11月に新チームを発足、次回ヴァンデグローブへの参加が決まって嬉しい限りですうれしい顔
http://www.kojiro.jp/contents/news/20181114.html




 片渕須直、古峰文三が語る零戦の真実「零戦についての深いはなし2」講演富士山(1月5日)
 片渕さんはもはや航空機研究家としてより、「この世界の片隅に」の大ヒットでアニメ監督として世間で第一人者として認識される様に成りました。
 会場はフォーラムミカサの120人対応ホールですが実際の席は105。
 予約は満員です。
 私は年末退院したばかりとはいえ軽作業は出来るので来客誘導係を。
 スタッフ席は無いので予備椅子を調達しました。

 もう一人の講演者、中村泰三氏到着。
 私設博物館「報国515資料館」を運営されており、展示用実機部品を搬入しているとこです。  1/24模型と素巻きの水平尾翼。

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 開演時間直前。

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 早目に入場されたお客さんが退屈しないように片渕、小峰両氏による漫才が前座として開始されてます。
 皆が一番聞きたいであろう某映画の話なども。
 後から来たお客さんが皆「しまった!」という表情をあせあせ

 最初は小峰氏からスタート。
 堀越技師のノートに書かれていたものの解説で、競争試作だった当初は「苛酷」の文字が何度も繰り返し書かれていますが、ある日「中島脱落」との文言以降は苛酷の文字は出て来ないと。
 もう1つのネタは沈頭鋲について。
 本職で話術で会社を儲けさせてる人だけに、講演でも巧みに人心を掴み飽きさせない演出法を心得た構成は為に成ってしかも面白いし、何より時間を計算通りで纏めます。


 休憩時間。

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 続いては中村泰三氏による、片渕監督が購入された報国515号機の解説。
 時間が押してるので急ぎますと言いながら30分オーバーする有りがちな展開あせあせ

 次の片渕監督は「簡単に済ませますから」と言っていて、でもマニア語りが簡単に済む訳が無い
 話は例によって塗粧の事について。
 独工業規格RALの色彩指定の話から(モデラーお馴染みの空軍規格RLMはこれの下部で準拠)
 この色は何という例題が何故か飛行機ではなく戦車の色彩ばかり(理由は打ち上げで判明)
 この独規格は現代でも続いていて、色見本はAmazonで買えるという話に会場がざわつきました。
 英規格BSや米規格FSを授業や仕事で馴染んでいた私には常識ですが、普通の人は知らないですよね。

 報国515号資料館から持ち込まれた展示物観察撮影はお客さん優先なので、私はあまり出来ませんでした。

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 尾輪。

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 テールコーン内部の透明塗料が現代の板金ケガキ用の青にソックリなのに注目。

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 展示用治具は自製です。

 20mmエリコン砲の排莢ダクト。

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 水平尾翼。

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 隣は右主脚柱。
 実は報国515号の物で無いと判明。

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 赤く見えるのは下地塗料。

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 裂けてる部分は戦後現地で悪戯された痕跡。

 バランスタブにも注目。

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 撤収の為に中村氏が展示物の解体を始めます。

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 昇降舵。

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 この他に片渕監督が「松本零士」とサインを入れた水鉄砲のコスモドラグーンなんて超恐ろしい物件もありふらふら

 講演会後、カニ味噌でスタートする打ち上げ重呑み新年会。

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 勿論、私は化学物理的に内蔵に負担に成る飲食物は医者に厳禁されていたので烏龍茶で乾杯です。

 ところが・・・
 お店からの新年の振るまいで樽酒のお猪口がとっくり(おちょこ付き)
 これは消毒液として飲まねば成るますまい。
 しかも美味いので瞬殺。

 そして各務原、林本店の「白炎」。

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 これも航空博物館のレプリカ十二試艦戦に敬意を表して飲まねば成るますまい。

 鮪ザンギ。

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 超絶に美味い。

 ミステルコミネ(仮名)の息子さんに「デスカッパ」原口監督は何回か会ってますけど、まともな人ですよと力説。こんな映画を親子で観るとはどんな家庭環境なんだ・・・
 前回の零戦講演と、原口監督が欠席したイベントが偶然両方出てる日記
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1965978992&owner_id=1602714

 海老名、泉橋酒造「楽風舞」。

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 鮪かま焼き。

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 ところでミリタリーに限らずオタクというのはネットにしろ集会でにしろ、何で過去の当事者をバカにしたがるのでしょうか。
 講演の話の演出として「どうしてこう成った?」「最初に気付けよ」とか笑い話をするのは理解出来ます。それはあくまで話を面白くして盛り上げる手段で私でもやりますから。
 でも実績も行動力も無いその辺のオタクが努力も才能も無しに自尊心を満たし優越感に浸る為、結果を知っていて過去の出来事を罵倒して悦に入るのは見苦しいと私は思います。
 その瞬間の当事者は何も頭が悪かったのでは無く、全力で命題解決に当たっていた(勿論、どうしてこう成ったって案件も有りますが)訳です。
 結果として失敗が有る訳で。
 一方で他人を卑下する事で自分の優秀性が証明されると思ってる人間に対して、命題を与えても絶対手も足も出ないって結果に終わると断言出来ますね。
 他人をバカにしても、その本人が物事を理解しているかというと、実は分かっていないのが真相ですから。
 打上げでも「〜の人達は宗教」って話をしたんですが、物事を自分にとって聞き心地が良いか不愉快なのか、或いは興味の有る無しで真贋や価値を判断する、しかも自分では出来もしないのに当事者を下に見る人間が実は多数派なのだと感じます。
 その手のタイプの人間達を相手にするには機嫌を損ねないよう言葉を選ばなきゃ成らないし、困ったものですね。





 では、まだまだ続く昨年のイベント。

 「アフロ・アメリカン・カリブゴールデンウィークフードフェスタ」(5月3日)

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 ンで始まる名前の料理が結構あって面白い。

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 アフリカやカリブの人達と話すと底抜けに明るくて楽しいですねウインク

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 カメルーン料理を日本のご飯にかけた「ンドレーライス」。

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 深緑の刻み葉っぱが沢山入っていて何の植物か尋ねたら「わからない。カメルーンではよくつかう」と(笑)
 あと、骨付き謎肉が入ってる。
 味は私のボキャブラリーでは説明不能。
http://aaccej.jp/grandprix2018/





 秋の模型ホビーショー(9月30日)

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https://hobbyshow.co.jp

 ウラルが自社サイドカー(勿論実車)をプロモーション。

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 水平対抗シャフトドライブ、二輪駆動等、ドイツの何かに似てますが気のせいです。

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 クリンゴンのカティンガ級。

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 プラッツK谷さんが満面の笑顔で近付いて来て「CGデータじゃなくプロップを徹底リサーチしたんですよ」と。

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 言われて良く見るとP級駆逐艦の砲塔とかプラモパーツを貼り付けたデテールが分かりますサーチ(調べる)
 とにかくデカイ。
 作例したいけど残念ながらウチのキャパじゃ無理。


 英揚陸艦「アルビオン車両編」で採り上げたバイキング装甲車と双子の兄弟「Bv206S」装甲車(独軍バージョン)

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 ホリ車は既製品が余程突っ込まれたのか、改めてまともなやつが登場。

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 でも天井やエンジンルーム上の造形は実車図面を読み間違えてると思います。


 巨大ランカスター試作品は翼が付きました。

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 TS110サニー目がハートexclamation ×2

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 日産純製ではなく東名自動車(現TOMEIパワード)製のスポイラーとオーバーフェンダー、アドバンホイールの組み合わせは#24故萩原彰選手車しか該当しませんが、担当者はまだ決まっていませんと言葉を濁してました。
 勿論、ライバルのTSスターレットも発売予定。


 ローゼンバウアー空港化学消防車exclamation

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 日産R91CP(発売中)

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 ハセガワはキャラクター物含めて80年代後半アイテムが売れると再販に力を入れてます。
 そして今、当時製品化されなかった車両がまさかの新金型で!
 R91CPのポイントはCカーでありながら、米日産エレクトラモーティブ(NPTI)IMSA/GTPに影響を受けた車体後端部を始めとする空力処理。


 フェラーリ312T3、のラジコン。

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 当時販売されてたボディーに現代のシャーシを組み合わせた物。


 何故かバンダイブースに飾られていたコード9。

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 ガルフカラーと車体形状は英フォードのF3Lへのオマージュですね。


 LST。

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 クラッシックなファーガソンが発売されたのに続いて現代のマッセイ・ファーガソン2680が。

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 ハセガワからは燃える男の赤いヤンマーYT5113Aトラクターが年末に発売されたし、農業トラクターブーム?


 プリザードガンナー。

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 ホンダ耕耘機は水田バージョンが登場。

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 フィギュアもおさげの「いなほ」さんに。


 パワーローダーのデモンストレーション。

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 ワンダーフェスティバル(7月29日)
 「東宝特撮公式ヴィジュアル・ブックMINI『クレクレタコラ』」、海洋堂ブースで発売。
 大変充実した内容ながら¥1000とリーズナブル。
https://twitter.com/takora_koushiki/status/1021172434232213504
 混雑している海洋堂ブースの他、アマチュアブースのM☆Powerでも販売されました。

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 「ふじたゆきひさ」さん画の絵ハガキ付き。
 その、ふじたさんからはオリジナルの絵葉書ももらいました。

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 いつもの軍用車両コーナー。

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 ルノーFTレプリカ、良く出来てます。

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 なんすか、コレ?

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 GMC CCW。

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 AMGミクGT。

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 海洋堂、この世界の片隅にガチャ。

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 ホビー通販大手でじたみんは「マカロニほうれん荘」で勝負。

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 アイディア商品(死語)、履帯テープ。

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 お友達ディーラーの代表で。

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 「ガラティーン」は今この瞬間も10日の冬フェスに向けて絶賛生産塗装中。


 前回買い逃した「ダリ」と・・・

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 「マニ車」を購入ウインク

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 夏フェス最注目はカッバ造型の「ひとくち*かっぱ」るんるん
http://kappa.chagasi.com
 最近ミニチュア創作系サークルが被害に遭いがちな、なりすましオークション詐欺対策で撮影はご遠慮くださいと。


 おしまい。
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