まずは映画の話題から。
「シェーン」
http://asa10.eiga.com/2018/cinema/804.html
「荒野の七人」や「真昼の決闘」を押さえて私の中では西部劇ナンバーワン映画です
テレビやビデオで数え切れない程観てる(正月もMXでやってた)けど、実は劇場で観るのは初めて。
改めてスクリーンで観ても素晴らしい作品と言わざるを得ません
全く非の打ち所の無い脚本と演技です。
最近の映像作品での「キャラクターが立つ=変人」ってルールで作られた頭の悪い脚本と違い、登場人物は悪役に至るまでしっかりとした人格の、まともな人達ばかり。
でもその存在感は半端じゃない
出演者達は今そこに居る、或いは自分がスクリーンの中に居ると思ってしまう程リアルに感じます。
椿三十朗で「本当に良い刀は鞘に収まっているんですよ」という台詞がありますが、まさにその通りの脚本が心に沁みます。
筋書きの起承転結の腰が入り過ぎて、逆に今時の何秒置きかに画面や音で記号(刺激)が繰り返し、脚本はそれらを連結しているに過ぎない映画を「控え目に言って最高」と評してる「消費者」の方々は始まって10分もせずに寝てしまうと思います
でもそうした風潮に飽々していた人達が「カメラを止めるな!」に詰めかけているんですよね。
シェーン(アラン・ラッド)の早撃ちはシングルアクションの拳銃を右手で引き金を引きながら抜き、左手で撃鉄を起こして放し発砲するファニングというテクニック
私もモデルガンで指の皮が剥けるほど散々やりました。
ラッドの早撃ちは0.29秒。
因みに世界記録は10年前に亡くなったBob Mundenさん、0.023秒
https://www.youtube.com/watch?v=DcZHVspVIDs
色々動画検索して見てください、腕の動きが早過ぎて見えません。
しかもボブ・マンディンさんの早撃ちは、単に空砲を発砲するだけのファースト・ドロウではなく、ちゃんと弾撃って的に命中させるクイック・ドロウです。
他にも超絶テクニックを数多く備えた文字通りの職業ガンマンでした。
音楽も素晴らしいですね
ヴィクター・ヤング作曲のテーマである「遥かなる山の呼び声」は誰でもどこかで聴いた事が有る筈。
今時の映画は背景で音がガチャガチャ鳴ってるだけでメロディーが心に残りませんが、この時代の映画音楽は単体で聴いても良いちゃんとした楽曲です
幼児の時にテレビで観て、親がシングル盤を買ってくれました。
この映画は、子供の頃から大人に成るにしたがってアメリカの民謡や文化歴史、人物や南北戦争に詳しく成ってくると、飽きるどころか益々味わいが増えて面白さが増すのです
「上高地線ふるさと鉄道まつり」に行ってきました
(03月24日)
まずは松本からアルピコ交通上高地線に乗ります。
車両は旧京王井の頭線の3000系ですね。
バックミラーの追加などのワンマン化や雪国対応改造が施されてます。
会場がある新村駅に到着。
新村駅の旧駅舎は昨年のイベントでの公開後、老朽化に耐えられず解体されました。
瓦や看板等は保存公開されてます。
まだ開場時間前なので周辺ウオッチ。
保存というか放置されてる木造貨車「ワ2」。
東急旧5000系。
車内でラジオ収録を準備しており関係者がポーズしてますが、撮影してる時点では車両に夢中で全く気付かず。
自動ドアの窓は小さいタイプですね。
子供の頃、大窓では無い方が来るとガッカリしたものです。
10年ほど前にアルピコ交通カラーから東急カラーに塗り直されてます。
5005号車の動力台車。
間もなく開場。
先着景品目当ての人達が並んでますが、数考えると並ばなくても全然余裕の筈。
開場したので、早速5000系ウオッチへ
東急車両長津田工場のスタンプが田園都市線利用者としては泣かせます。
自動密着連結器やら、モノコック構造やら、前照灯等の改造個所やら見所沢山。
5006号車の台車
5005の台車よりゴツイですよね。
外から補強板溶接した補強改造台車では?
車両脇の作業台上から。
右手前の流しは、窓拭き作業用でしょうか?
高所作業車は一般体験に向けて作動点検中。
開場時間前の列車で到着していたので、会場がすいてるうちに写真を撮りまくります。
ミニSLの準備中。
東急旧5000系と、東急車両(現総合車両製作所)製の元京王井の頭線3000系(アルピコ鉄道旧カラー)
ED301。
左のバスは、車椅子用リフト付きのスペシャル観光バス。
軌道ウオッチも見所が多いです。
一方、建物ウオッチしてるのは私だけの様です。
除雪車や軌陸車も居ます。
軌陸車は体験乗車に備えて軌道のストッパーが開かれました。
パトカー展示。
堂々と乗せてもらえる機会です
白バイはまだ到着せず。
軌陸車の体験乗車が始まりました。
構内をバックして行って、また戻って来る往復運動だけですが子供達大喜び
素晴らしいロケーション
整備車庫。
左は鉄道模型のレイアウト展示。
右ではミニSLの軌道敷設中。
手前は車両のボディーを台車から外すジャッキですが・・・
一番奥にヤバイのが居る
ダイハツ「ハイゼット」から車輪を外してトロッコに乗せてます。
軽トラのキャビンを軌道運搬車の運転席として転用するとか、タイヤを鉄輪に替えてレールカートのように使っているのは見た事があるのですがコレは何でしょう
保線は夜間に行われるので、投光用発電機として使われるそうです
使用前・・・
使用後。
踏切動作反応灯の皮部分。
三つ並んでる木箱はヒューズボックスでしょうか?
ミニSLも無事動き出しました。
自分の乗ってきた車両が上りで新村駅に戻ってきました。
続いて開場時間後最初の下り線、鉄道むすめ「渕東なぎさ」仕様でやって来ました。
ヘッドマークも違いますね。
木製電柱、三転ダンプトロリー、鉄トロ、トゥバー、レール、留め具等、見所満点です。
旧5000系車内。
プラレールコーナー、大きなお友達が遊んでます
小さなお子さん連れてきたお母さん方ドン引き。
兄ちゃん、この後もずっと遊んでました。
目がイッちゃっててヤバイ感じ。
旧5000系の萌えポイントはココ
画面右下の丸くなってる部分。
幼児の頃は、ドア横と座席の間が広い部分で滑って遊んだものです(勿論、親に怒られる)
旧京王3000系車内は鉄道グッズ物販。
全長全幅全高が全て同じ数値みたいな真ん丸な鉄子さん達が群がり、しかも家財道具全部入ってるかのような体形と相似形の丸く膨らんだザックしょってる姿も皆同じで何かのギャグにしか見えません
というか通路を閉塞して他のお客さんを排除しています(その為のザックの体積か?)
奥では打って変わって鉄アイドル?のネット配信の準備がされてました。
会場がにわかに混んできました
梓川サービスエリアの海老マヨ棒を食べるよ。
そこそこ美味い
新村駅のスタンプ。
こちらが本来のアルピコ鉄道カラーです。
二番列車が到着したので会場の人口密度が半端じゃ無い状態に。
駅ホームから梓川太鼓演奏を見ます。
会場全景。
写ってませんが白バイがようやく到着しました。
松本に戻る鉄道むすめ列車に乗ります。
鞄下げてる兄ちゃんかなりヤバイ。
絶妙に駅員が困るタイミングで話かけたり空気全く読めない
列車に乗るとその知り合い鉄ちゃんも乗っていて乗り鉄自慢を始める。
二人共風貌匂いが鉄以外は全く眼中に無いタイプ。
しかも得意満面でしている会話内容が全く以て痛過ぎる。
「降ろしてくれ、俺は病気なんだ」って気分に成りました
松本駅に戻りました。
http://www.alpico.co.jp/access/
折角松本駅来たんですから、駅そばを名物特上(生麺)で頂きましょう
しかも0番線(JR)でなく穴場の7番線(上高地線)のお店です。
入るとお店の中がアツい。
勿論、室温がじゃないですよ。
お客は常連と思われるオバチャンが一人のみ。
この時点でまだ午前中なので藪原砦址に向かいますが、その話はまた別の機会に。
鉄道まつりの物販では鉄道と関係無い物を買ってしまいました。
この地方名物の「山賊焼」とは?
塩尻に有る店名がそのまま「元祖山賊」というお店に行ってみました
山賊焼き定食。
鳥腿肉を豪快に揚げてますが、このお店では量も選べます(これは大サイズ)
さらにハーフサイズの馬刺と・・・・
ハーフサイズの「もつ煮」付きのセットにしました。
特にこのもつ煮が超ヤバイです
無限に食えそうな素晴らしい味。
これで二千円でお釣りが来るって安過ぎませんか?
http://kaizokuyaki.jp/
「プラモデルWAR 198X年・ガンプラ黎明期編」というトークショーに行ってきました
(03月25日)
主催はワンフェスでのマッドマックスグッズや映画グレーゾーン商品でお馴染みのマクラウド白石氏。
写真は彼が作った文鎮化ガンプラ(とアオシマのイデオン)
イベントは2部構成で、最初は怪獣デザイナーのわたべまさひこ氏のトーク。
最近は版元の管理が厳密過ぎて(逆に言えば版元では誰も判断をしたく無いのでしょう)公開出来ない話や絵が多過ぎてトークショーで見て聞いてもらいたいというコンセプト。
例えば□という作品が有って、その企画段階での話や検討デザインは○や△であって□では無いので、その権利が明確では無い為に研究書等での発表許可は降りない等々。
それ以前に、版元の立場としては○○マン等は現実に存在しているので、中の人など居ない訳で、当然撮影に必要なものとか、脚本とかスタッフとか俳優とか存在する筈が無いので、昔のような番組製作ムックなど出版出来ないのが現状なのです。
あとは、ストレスを溜められた人の話とか(×渕氏とは明言していない)
ガンプラ史の話では、マクラウド氏は模型業界の専門家では無いので、聴講者からの質疑応答には代わりに私が答えたり。
http://macleod.blog.shinobi.jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/%E4%B8%96%E7%B4%80%E6%9C%AB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E9%83%A8%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89ex
「四川フェス」
(04月07日)
開場時間30分前に到着しましたが、既に人が集まってました。
TwitterやFacebookでつぶやくとイメージキャラクター「ま〜ぼちゃんステッカー」がもらえます。
私は勿論資格無し。
Twitterやらずは人に非ず。
ステージでは酒井和嘉子氏による二胡の演奏が予定されてますが、これは私服でのリハーサル。
「味覇」も協賛企業で出展。
美術系や日用品専門の物販は無く、四川料理関係にだけに割り切った清々しいイベントです。
麻婆豆腐発祥の店。
三国志に因んだ店名も多いです。
「孔明の罠」に諸葛亮が居ます
羊フェスタでもお馴染みのお店ですが、惜しくも閉店してしまい、今はイベント参加のみです。
開会式前にまず酒井氏の二胡演奏 。
いよいよ開場時間です。
まずは陳麻婆豆腐へ
麻婆豆腐創始人、陳劉さんの絵が誇らしげ。
意外な事に、見た目も味も皆が想像する麻婆豆腐そのものです
日本流にアレンジされている訳では無かったんですね。
むしろ流行りのあの手この手の元祖四川風と称されてる物が実は日本で創作された「ちゅうごくりょうり」だという事なのでしょう。
パンダバス。
ミニカー2000円。
そして本命、孔明の罠の「揚げよだれ鶏」。
値札には700円とありますが、特別価格500円で。
続けて天府舫の四川ソーセージ。
開場30分(11:30)でもう身動き出来ない状態に。
翌日も一部お店を入れ換えて開催さました。
http://meiweisichuan.jp/sisen-fes2018
第1回なべげんイタコ演劇祭・渡辺源四郎商店第29回公演を観てきました。(05月04日)
今回は二本立てです。
所で会場のスズナリを白人の方々が次々と写真に撮って行くのですが、世界的に有名に成る何かが有ったのでしょうか?
演劇の方は、特に「いたこといたろう」の畑澤聖悟氏の脚本・演出の良さもさることながら、主演の三上晴佳氏の演技に研きが入りまくり、役通りに神憑っている素晴らしさ
彼女の演技だけでも観に行く価値が有りました。
http://www.nabegen.com
おしまい。
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