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2019年12月08日19:05

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グリップヒーター取付 CBR1100XX

12月も早や中旬に差し掛かり本格的に寒くなり始めたが、今日は太陽も出て比較的暖かい感じだったので、冬用装備としてブラックバードにグリップヒーター装着工事を行った。
使用したのはホンダ純正のスポーツグリップヒーターで写真でもわかる通りコントローラースイッチも一体になっていて非常に収まりが良い。車種ごとのハーネスキットと併用して使うのだが当然ブラックバード用なんか出ているわけもない。どうせ配線はアレンジの必要があるので何用でもよいのだがCB1300SF用をチョイスした。
作業そのものは単純だ。もともとのグリップを外してキットに入っているヒーター付きグリップにつけ替え、配線を取りまわすだけの話。

まずは車体に取り掛かる前にハーネスの検討をしなくてはならない。
車種別ハーネスになっているのは、電源取り出しのコネクターを車体側の既存のものに
差し替えて割り込みができるようになっているため。
CB1300SFの場合はどうやらライトが常時点灯になっている模様で、テールライトの配線コネクターをそのまま差し替えて電源を取り出すようになっている。ハーネスキットのこのコネクター部分を切断して銅線を剥き出しにして安定化電源につないでみた。グリップヒーター側も仮接続した。
電源部分の配線は茶色とグリーンなのだが、長年BMWをいじってきた身には
茶色=GNDの概念がしみついている。ところがこのハーネスキットは茶色にヒューズが組み込まれているのでこれが+電圧だろう。ということはグリーンがGNDということになる。
テストの結果、どうやらこれで合っていたようでバッチリ動作した。
剥き出しにした茶色とグリーンの配線にギボシ端子をはんだ付け。これをブラックバードのACC+電源とバッテリーのマイナス端子に接続すれば良い。

車体側の作業に移る。まずは既存のグリップ取り外しだが、左側はちょっとコツがいる。グリップボンドで張り付いているのでこじったりしたところでまず外れない。
これはバーエンド側からエアガンで空気を吹き込んではがせば簡単に外れる。
右側グリップが今回一番難儀した。
もともとグリップ自体は回転しているので固着等は一切ないのだが、アクセルワイヤー
がピンピンに張っているのでタイコのはめ替えがなかなかうまくいかない。
キャブ側のワイヤーを外せばダランとなるので簡単だが、そのためにはエアクリーナーを外してキャブをいじる必要があり、ちょっとそこまでやる気になれない。
四苦八苦した挙句、やっとワイヤーのタイコが外れた。
グリップを入れ替えてまたタイコをはめるのだがこれもまた苦労した。ひねったりして何とか装着。
元通りにスイッチボックスを組み上げたが、なんだかアクセルの回転がおかしい。
なんとなく動きが渋くて、放しても自分で戻っていかない。
これはNGだ。本来アクセルグリップはストンと戻らなくてはいけない。
良くワイヤーの注油不良などで戻りが悪い車両をみかけるが、回転落ちしなかったり
して危険だし、コーナーのアプローチで思ったようにエンジン回転を合わせられない。

再びスイッチボックスをあけてみたところ、リターンワイヤーのタイコははまっているのだがワイヤーがねじれてグリップのサイドに外れてはさまっている。
装着時に四苦八苦したせいで見落としていた。

あとはハーネスの取り回しだ。説明書に従って付属のチューブをはめてあとは
現物合わせでハーネスをタイラップで固定していった。みてくれもきれいに収まった。
コントロールECUはちょうどバッテリー脇のサブフレームにちょうど良いスペースがあり、タイラップで固定した。

バッテリー横のリレーから分岐させたACC電源にハーネスの茶色を接続し、バッテリーのマイナスにグリーンを接続。
タンクを戻し、エンジンを始動して早速テスト。
3段階になっており使用感もGOOD。バッテリー電圧もECUで監視してくれているので安心だ。


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