mixiユーザー(id:1598446)

2019年11月19日10:30

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2バージョン、どちらも作って残しておくべき 。バトルフィーバーの例は比較にならないだろうけど。

今の世の中で、現行のままの放送は、多くの理解を得ることは なかなか難しいと思います。

主役クラスのヒロインとは言うものの、全編 出ずっぱりという訳ではないので、毎回平均的に1/2程度が撮り直しになるのか、1/3が撮り直しになるのかは解りかねますが、しかるべき人達が責任を負ってスタッフとキャストに謝罪と理解を得る努力が大前提とはいうものの、金と時間をかけさえすれば撮り直しは不可能ではない。
そうなると大変なのは、沢尻エリカの出演しているシーンの中でもモブシーン。エキストラがたくさん出演するシーンと、多くの俳優さんと絡むシーン、壊してしまったセットをまた作り直してのシーンなど。
加えて、本来のスケジュールで動いていた現在あるセットを壊さずに残して遊ばせておく(維持費の問題)のか、という問題も出てきます。

現実的には、本来のスケジュールの撮影シーンを撮りながら、別のスタジオで潰したセットの再建をスタートさせて、撮り直しと本来のスケジュールの消化を同時進行でやるしかないんじゃないかしら・・・

もちろん、放送のスタートは4月に延期させてというのが現実的かと。

私が思うのは、既に完成している沢尻エリカバージョン(撮影が完全に終わっている回は完成させてしまうこと)は、そのまま残しておいて、放送バージョンと2バージョンを作ることが望ましいのではないかしら?
その未完成分の制作費は、それを商品化して収益とする方向で。

さて、現在、シリーズがスタートして50年弱にもなる「戦隊シリーズ」にも、似たような事がありました。
1978年の「バトルフィーバーJ」のこと。

2年続いた第一作目「秘密戦隊ゴレンジャー」、後番組の「ジャッカー電撃隊」は9ヶ月で終了、一旦 戦隊シリーズは途絶えます。
暫く 実写ヒーローものすら途絶えて 満を持して再開した「バトルフィーバー」は、新番組としてスタートする時に 敵の幹部の俳優が逮捕されるという事態に陥ります。
撮影は8話まで完全に済んでいる状態。

結局、東映は8話まで 逮捕された俳優のバージョンと、代役を立てて撮り直ししたバージョンの2つを作ります。
現在 商品化され、公開されるのは代役バージョンのみ。但し、過去には 当初のバージョンが再放送に回された事もありました。

敵のボスの登場するカットの撮り直しは、顔が映っているカットのみの撮り直しで後ろ姿や顔がフレームから外れるようなカットの撮り直しは無しで、代役バージョンでも本編で使用。
代役の俳優さんがゲストで出演した回の撮り直しは無し、9話、10話は敵のボスの登場するカットは一切なしでなんとか処理したという形でした。
撮り直しカットは、多くても毎回10カット前後、しかも敵の基地のセットと 例の採石場が大半だったから、可能だったのでしょう。
しかし、確かにちゃんと2バージョンが作られました。


さて、今回はバトルフィーバーと比較できる規模ではない撮り直しですから、やはり、放送は4月あたりから、というのが最短なのではないかと・・・

ただし、2バージョン作れる素材が揃っている回は完成させて、何らかの形で観たい人には観られる状態を作って欲しいですね。

そして、それが放送には使われないボツにされてしまうバージョンに携わった人達の苦労に報いる唯一の手段だと思うのです。
(中にはエキストラで出演していながら、撮り直しの現場には参加できなかった俳優さんや、スタッフにとっても、ということです)


■沢尻エリカ出演の大河ドラマ、「そのまま放送すべきか」議論勃発 「作品に罪はない」という声も
(キャリコネ - 11月18日 19:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5869156
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