[難易度:2、時間:10分]
ツナ缶の歴史は案外に古く1903年にアメリカで考案されたそうです。日露戦争開戦の前年ですね。
日本でもいろいろ研究が進められていたようですがなかなか実を結ばず、高品質の商品が誕生するのはそれから四半世紀後の1929年だとか。その頃は専らアメリカへの輸出用の商品だったみたいですね。
国内の販売が始まったのは終戦後のことだそうです。
今ではコンビニのおにぎりをはじめとしてサラダやパスタの具材としてとても身近なアイテムになっています。家にストックしてある方も多いんじゃないかな。
僕もツナを使ったパスタのレシピをいくつか持っているのですが、この組み合わせはメモしていなかったと気付いたので忘れないうちに日記に書いておきます。
[材料](1人分)
・スパゲティ:100〜120g
[ソースパート]
・玉ねぎ:1/4個
・トマト缶詰:1/4缶
・ツナ缶:1個
・牛乳:100g(0.5カップ)
・コンソメの素(顆粒):2g
・ブラックペッパー(できれば粗挽き):適宜
[仕上げパート]
・粉チーズ:適宜
・ドライバジル:適宜
[茹で汁パート]
・水:600g(3カップ)
・塩:12g(小匙2)
[作り方]
1.鍋に[茹で汁パート]を入れて強火にかけます。沸騰したらスパゲティを加えてパッケージに記載の時間−1分茹でます。
※茹でる時に小ぶりのスプーンを一緒に入れておくと吹きこぼれません。
2.1.をやっている間に玉ねぎをみじん切りにします。フライパンに玉ねぎとツナ缶のつけ汁を入れて中火にかけ玉ねぎがしんなりするまで炒めます。途中で玉ねぎの色が変わり始めたらツナも加えて炒めましょう。
3.2.に[ソースパート]の残りを加えてひと煮立ちさせ弱火にしてパスタが茹だるまで煮詰めます。パスタの湯で時間が残り2分を切ったら茹で汁を大匙1杯このフライパンに加えて下さい。
4.スパゲティが茹だったらザルに揚げて水気をよく切り3.のフライパンに投入します。トングでソースとよく和えてお皿に盛ります。上から[仕上げパート]を振りかければできあがり。
[備考]
・ありがちな組み合わせなのですが侮れない美味しさです。買い物に出かけるのが面倒な日でも家にある食材でできちゃうのでおすすめですよ。
・辛口がお好きな方は小口切りにした鷹の爪を加えてアラビアータ風にしても美味しいです。
・工程3.でパスタの茹で汁を加えるとツナの油とトマトの水気が乳化(混ざり合って)してソースが水っぽくならなくなります。このレシピに限らず油と水を使うパスタソースでは共通して使えるテクニックですよ。
ということで、よければ一度お試しください。
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