[難易度:2、時間:35分]
天才外科医が維新前夜にタイムスリップする「仁」というドラマにハマった時期がありました。大沢たかおさん演じる主人公の好物が揚げ出し豆腐で観ているとこっちまで食べたくなるくらい美味しそうでした。
なんて、考えていたらむしょうに食べたくなってお弁当に詰められないかしらんと思案。
一番の難点は上からかけるつゆをどうするか。別容器に入れて運び、食べる時にかけることも考えたのですが、お弁当箱がつゆ浸しになるのは必至。
で、あんかけにすれば汚れないじゃんと気づいた次第です。
[材料](2人分)
・木綿豆腐:1丁
・片栗粉:適宜
・揚げ油:適宜
・刻み葱:少々
[つゆパート]
・だし汁:150g(3/4カップ)
・濃口醤油:42g(大匙2+小匙1)
・酒:35g(大匙2+小匙1)
・味醂:24g(大匙1+小匙1)
・おろし生姜:ひとかけ分
・水溶き片栗粉:9g分(大匙1分)
[作り方]
1.豆腐をキッチンペーパーで包んで耐熱皿に載せて電子レンジの600ワットで2分半チンします。
2.電子レンジから豆腐を取り出し、キッチンペーパーを替えてボウルをすけたざるに載せ重石をします。このまま二十分置いて水切りをします。
3.2.をやっている間にかつお出汁を浅めに挽き(1分くらい煮出す)、[つゆパート]の水溶き片栗粉と合わせてひと煮立ちさせて火を止めます。これに水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
4.2.を四等分して片栗粉をまぶし、中温(170度くらい)に温めた揚げ油できつね色になるまで揚げます。
5.油をよく切った4.を小鉢に盛りつけ、3.をたっぷりかけます。刻み葱を散らせばできあがり。
[備考]
・お弁当のおかずにしたのですが、案外冷めても美味しかったです。冷蔵庫でひんやり冷やして食べるのもありかな。
・今食べても十分美味しいけれどお肉など食べなかった江戸時代には相当なご馳走だったのじゃないかな。
・あんに挽肉を入れてそぼろにしたり、野菜を加えて賑やかしにするとなお楽しいですよ。
ということで、よければ一度お試しください。
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