〜ケアネットニュース20206.8〜
第2波が懸念される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
日本では厚生労働省主導のもと、6月より3都府県(東京都・大阪府、少ない宮城県)において、性別、年齢を母集団分布と等しくなるよう層別化し、無作為抽出により選ばれた一般住民約3,000人(全体で約1万人)を対象とした新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗体検査が開始した。
米国・南カルフォルニア大学のNeeraj Sood氏らは2020年4月10〜11日、カリフォルニア州ロサンゼルスの成人を対象にSARS-CoV-2の特異的抗体を測定し保有率を調査、SARS-CoV-2感染の累積発生率を推定した。
その結果、この地域のSARS-CoV-2に対する抗体保有率は4.65%であることが明らかになった。
また、この結果により、約36万7,000人の成人がSARS-CoV-2抗体を保有していたと示唆されることから、累積感染者数は4月10日にロサンゼルスで確認されていた8,430人を大幅に上回っていたとも推定された。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/50157
【怖いような、知りたいような・・・】
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