「新型肺炎コロナウイルス」が破竹の進撃を続けていると言い、段々身近に迫ってくる感じがしますが、中には疑問を抱かせる報道もあります。世界中が心を一つにして立ち向かわなければならない事態なのに、「ある国の陰謀だ」などの憶測も飛び交い、発生以来4か月を過ぎても「実態」がつかめず、なすが儘にされています。子供のころに「黒死病」とか「スペイン風邪」などの流行で、昔は大勢の人々が犠牲になったが、今では医学の進歩があってパンデミックは起きなくなったと習い、パスツールとか野口英世、北里秀三郎などの偉人の話を教えられたものでした。しかし、人類は進化しない間に、ウイルスの方が進化しして、21世紀の今日何の対策も打てずにアタフタとしています。
4か月もたって、ある程度患者を扱う件数が増えたら、対処法も見えてくるのじゃないかと期待していたのですが、世界中の患者数が100万人を超え、そのうち半分は最近1週間で増加したと言います。一方で「今中国が輸出している『検査キット』の性能が2割ぐらいしか当たらない」と言って、ヨーロッパ諸国が返品していると言う報道もあります。ここが問題なんです。一体何人を調べて「1週間で50万人患者が増えたのか？」。このことが示す意味は「次の一週間には2百万人に増える可能性がある」と言う意味であり、何億人分の「検査キット」を揃えてあるのか？このピッチで患者が増えたら、アパホテルなどの協力だけで、ベッド数が足りるのか？医療崩壊は起きないのか？
「安倍のマスク」が2枚では到底足りないじゃないかと不満を言う人がいます。当たり前です。少しまとまった入荷があればニュースになるので、「そのうち何とかなるだろう」と多くの日本人は気楽に思っていますが、なりません。なぜか？これまで「マスクをしていなかった人たちがマスクを買い占めに走った」からです。単純に考えて、月に一人10枚づつ必要だとします。1憶二千万人×10枚＝12億枚。どうやって手に入れますか？今入荷できるのは6億枚が精いっぱいのようです。トランプ大統領が自動車会社ＧＭに「人工呼吸器」の生産を命令したように、国内の半導体メーカーに仕事を止めてマスクを作らせる命令を出すべきなのです。国を挙げて「新型肺炎コロナウイルス」に立ち向かう体制を取るべきなのです。例えば「マスク手作りキット」などを急いで作成して、スーパーやコンビニに並べるなど、国民も「非常事態に立ち向かう心構え」が必要で、「たった2枚」などと不足を言う前に、「いざとなったら、タオルでもハンケチでもかぶる覚悟」を持つべきなんです。
「大企業には4千億円もの投融資を行うが、中小企業には無利子の融資を行うのは、大企業優遇ではないか」と言います。大企業はそれだけ多くの生産物を供給していますから大企業なわけで、これが倒れたら消費者が困ります。そこの従業員も大勢いますから、影響が大きいのです。中小企業は潰れてもいいとは言いませんが、同業者が他にもたくさんあります。街を歩いて大きな家に住んでいるのは、殆ど中小企業の経営者であって、大企業のサラリーマン幹部ではありません。中小企業は普段から資金繰りや材料費の圧縮などのノウハウがあり、ピンチを地力で突破できるノウハウがありますから、当座の資金があれば乗り越えてくれると思われています。大企業は設備などの固定資産が限られて、柔軟に業態変更に対応しにくいために、「資本追加」の形で支えると言うことです。
最後の「国民に対する給付金」ですが、「目くらまし」に等しいと思います。つまり、今困っているから、パッと見には「オォ〜」と思うでしょうが、その後「毎月ください」と言い出します。だって、今年の新入社員などアパートを借りて、家財道具を揃え、いざ出勤と言うところであり、「収入が半減した」レベルではないので「給付金はゼロ」では生きられませんし、月収が100万円が50万円になった人と50万円が25万円になった人、25万円が12万5千円になった人がみんな同じ30万円を貰えると言うのが素晴らしい「給付金制度の設計」なのか？困っている人が溢れてきますが、いつになったら実現するのでしょうか？
それよりも、1ッか月後には�＼験菠�資の供給がひっ迫する�⊆０造�悪化して、喧嘩や暴力沙汰が増える��自殺者が増える�し从冉肪勝⊆唆箸料�加、飢餓、近隣国の崩壊、流民の流入などを今から押さえる方策を準備してほしいと思います。「貧すりゃ鈍する」で戦後もヒロポンなどの麻薬が蔓延しましたから・・・・。間違っても戦後のような「預金封鎖」とか「新円切り替え」で国民の財産を巻き上げるようなことはしないでください。
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